ワールドカップ・ブラジル大会

ついに始まりましたね！

ワールドカップ・ブラジル大会！！

野球に比べるとサッカーは詳しくないですが、

それでもワールドクラスのプレーは毎回いつも楽しみで、

ワールドカップはついつい観てしまいます(☆｡☆)！！

今年も足りない知識を補うべくガイドブックを購入です（笑）。

ただ・・・

今年は連日の報道を観るに、

ブラジルの国内情勢が大変な中のワールドカップ開催という

ことが取り沙汰されていて、

やはり同じ人間として手放しで楽しめないというか、

胸中のどこかで引っ掛かりがある大会です・・・

だってさ、

凄いお金もらってサッカーして、

やはりそこそこお金持っている人が観戦して、

それはそれで別に良いけど、

スタジアムの外では食うにも困る人がいたり、

ワールドカップのために住むとこさえ追われてしまった人がいる・・・

どこまでが真にその実情を報道してくれているのかは、

海の向こうの日本では分からないけど、

やっぱりここまでテレビやネットで取り沙汰されるんだから、

全く嘘とは思えない。

そんなこと気にせずにワールドカップはワールドカップだから！

と楽しめればそれで良かったんだけど、

どうやらなかなかそんなことは出来ないものだね(＞_＜)。

４年前の南アフリカ大会のときも、

ワールドカップのことはブログで結構書いていたけど、

やっぱ今回は心に引っ掛かるんだろう、

どうしてもテンションが上がらない。。。

サッカーに罪はないけれど、

けどサッカーの大きな大会をやることで

そんなにも不利益を被る人が出てくるのであれば

やはり考えていかなくちゃいけない問題だと思う。

テレビでもたくさんのブラジルの人たちが報道されていたけど、

あんなにもサッカーを愛する国の人たちが

ワールドカップよりも日々の生活を・・・！と訴えるんだもの、

想像するに相当大変なんだろうと思う。

そして、日本も今後東京オリンピックを控えているけど、

やはりバランスを見なくちゃいけないと思う。

やり方を間違えれば今のブラジルの状況は、

日本にだって起こりえるかもしれないのだから・・・

「人はパンのみに生きるにあらず」ではあるけれど、

「衣食足りて礼節を知る」がやはり先だろうから。

きっと最低限のパンくらいはある人の台詞だろう、

「人はパンのみに・・・」なんて言えるのは。

明日食べるものがない、住むところがない、

それどころか紛争だ、戦争状態だ！なんてことになってしまったら、

本当にサッカーどころじゃないんだ。

俺の仕事で言えばきっとアニメや映画どころでなくなってしまう。

それは日本でいえば２０１１年３月１１日に日本全体が、

いや世界の人だって感じ取ったことなのじゃないだろうか。

とにかく、ブラジルではそうしたシビアな状況下、

ワールドカップは開催されたわけだけど、

各地で過激なデモはもちろん、犯罪行為も多いらしい。

サッカーを楽しみたい、という思いはある反面、

大きな事故や大変なことが起きなければいいなとか、

ワールドカップで得られた利益が、

ブラジル国内で困っている人たちにきちっと再分配されたらいいなとか、

普段考える必要もないことを考えてしまう・・・

正直そんな気持ちをどこかで抱えつつ、

観戦している今回のワールドカップです。

ということで今回のワールドカップ、

オレ的にはブラジルに優勝して欲しい。

これでブラジル代表が早々負けてしまったら、

いよいよブラジル国内で辛い思いをしている人たちが

救われないような気さえする。。。

そして、今後はこのようなことが起こらない状況を

作っていかないようにしなくちゃね。

その大きな原因としてワールドカップでもオリンピックでも

最近スポーツイベントにお金を使いすぎなんだと思う。

大きなスポーツイベントの歴史を見れば、

そのお金のかけ方が莫大に成りすぎているのは誰の目で見ても

明らかだ。別にそんなにお金かけなくたって、

昔の人たちは普通にスポーツを楽しめたはずだ。

もうたまにスポーツが、スポーツ本来の形を失って

中から【政治】や【経済】しか見えないときすらあるからね。

スポーツをやったことによって心が荒む人が出てくるなんて、

本当に嘆かわしいことだ。

俺もスポーツが好きだからね。

観るのも、やるのも。

だから、きっと引っ掛かるし・・・辛いんだろうと思う。

最後に改めて、

スポーツに、サッカーに罪はない。

スポーツなんて、

人の心を豊かにしてくれるものでないと意味が無い思う。

スポーツが本来の形を取り戻しますように・・・

つまりは、人が本来の心を取り戻しますように、

ということになるのかな。

自分自身まず心がけたいです！！

From Kazuma