こんにちは。
堀江和博です!
秋晴れが続く毎日ですね!
さて、先週末は環境省主催「SDGsリーダー研修」に参加してまいりました!
環境省主催の研修といっても東京ではありませんよ!
なんと!
舞台は滋賀県東近江市!
(日野町のとなり)
なんで東近江かというと企業やNPOでもSDGsに関連する興味深い事例があるからとのこと。
場所近いというのもありますが、改めてSDGsのことを学ぼうと思い申請したところ、選抜の上?? 参加することができました^_^
なんで東近江かというと企業やNPOでもSDGsに関連する興味深い事例があるからとのこと。
場所近いというのもありますが、改めてSDGsのことを学ぼうと思い申請したところ、選抜の上?? 参加することができました^_^
ちなみに研修費は無料。
移動や宿泊などの経費は自分持ちです。
ちなみにSDGsって何ぞやという方はこちら。
SDGs 持続可能な開発目標(Wikipedia)
参加者は35歳以下に限定され、自治体職員やNPO、エネルギーや建設、製薬会社など多種多様な19名が全国から参集!
参加者は35歳以下に限定され、自治体職員やNPO、エネルギーや建設、製薬会社など多種多様な19名が全国から参集!
ちなみに議員は私一人でした。
【一日目は座学】
「地域特性の解読と活用~地域診断法とコミュニティ・ビジネス~」
○ソトコト 指出編集長
「関係人口のつくり方~ぼくらは地方で幸せを見つける~」
○滋賀銀行 嶋﨑氏
「ESG地域金融の取り組み~地域循環共生圏を目指して~」
→企業のSDGsを金利優遇に反映するなど、先進的な取り組みを学びました。
○東近江三方よし基金 山口氏
「豊かな地域資源と住民をつなぐ東近江市のまちづくり~東近江三方よし基金の事例から~」
(講師写真はいずれもTwitter@kankyo_SDGsLDから)
約半日、だーっと講義を受けた後、東京農工大学大学院の福井客員教授より、研修の目指すところをご説明いただき、各グループで振り返りをして終了。
【2日目はフィールドワーク】 (Bグループは「地域資源を活かした仲間づくり」として、「クミノ工房」「政所茶生産振興会」「みんなの奥永源寺」へ訪問)
○ラ コリーナ
私は、Aグループ「持続可能な組織づくり」では「ラ コリーナ」「中野ヴィレッジハウス」「あいとうふくしモール」の3ヶ所に訪問しました。
○ラ コリーナ
SDGsの取り組みをご説明いただいた後、普通は入れない「たねや農藝」(農場)に入らせていただきました。
たねやさんは、女性従業員が7割で女性管理職も非常に多いとのこと。社員を巻き込む形で、環境活動や地域活動のほか、従業員の子育てのサポートをしたりと、SDGsが社員にメリットある形で上手く進めておられました。
○中野ビレッジハウス
空き家だった塩倉を改装し、コミュニティスペースとして地域活動に取り組んでおられました。地域の居場所づくりとして、カフェ運営のほか、展示やイベント、ミーティングなど様々な利用。
年配の方から地元のママさんや子どもも参加しています。
○あいとうふくしモール
まさに目の前にある福祉的課題を、「わがこと」として考え、行政の力に依存せず、解決に着手している姿勢は素晴らしいです。
お話をおうかがいして、行政補助金のあり方についても示唆をいただきました。
コミュニティビジネスのポイントとして県立大の鵜飼先生より「志」「社会性」「事業性」が大事だと話がありましたが、
まさに、
「志」(課題を解決したい)
→あいとうふくしモール
「社会性」(地域の協力)
→中野ビレッジハウス
「事業性」(収支バランス)
→ラ コリーナ
それぞれがその強みを生かして、取り組んでおられたように思います。
【3日目 発表】
3日目最終日(半日)は、各参加者が「自分の立場でできる施策や事業のアイデア」について考え、それらについてディスカッションをし発表をしました。
【3日目 発表】
3日目最終日(半日)は、各参加者が「自分の立場でできる施策や事業のアイデア」について考え、それらについてディスカッションをし発表をしました。
私の班では、
県職員
”田舎ぐらしを体験できるコンテンツの提供”
製薬会社
”間伐材をつかったフレグランス商品の開発”
中小企業診断士
”SDGsを活かす経営支援”
システム会社
”中小企業を対象としたSDGsの評価システム”
など非常に多様で興味深い意見発表がありました!!
ちなみに私は、「社会実験しやすいまち日本一!」という内容で発表!
簡単にいうと、企業やNPO、大学や研究機関は、エビデンスを集め、社会実装していくために社会現場を求めているという現状を踏まえ、単発のプロジェクト単位での受け入れではなく、行政的法的ハードルを下げ、支援体制を整えることで、まち全体を社会実験がしやすい受け皿をつくることを目指すものです。
残念ながら農村ではイノベーションが起こりにくい。社会実験を全面的に受け入れることで、地域課題を解決するための情報や機会が共有される可能性が高まります。もちろん、地元住民や地元関係者の理解が前提ですが。
そういったことを考え、ディスカッションし、発表をして、最終日は終了。
こういった構想については、なかなか腰を据えて考える機会がありませんでしたが、この研修を通して、しっかり見つめなおすことができて非常に有意義な時間でした!
また、想いを共有しあえる方々とお出会いできたことも大きなプラスでした^_^
さらに精進し、地域の課題解決に向けて邁進していきたいと思った研修でした。
堀江和博