一倉治雄 監督、吉田栄作, 緒形拳出演の映画「国会へ行こう! 」(1993)を見る。

自民党が分裂して日本新党の細川さんが総理になったころを彷彿とさせる設定。バイクで配達中に国会議員の交通事故に遭遇し、病院に運んで命を助けたことから、その議員の秘書のバイトをはじめた卒業を控えた大学生。建設会社の賄賂や地元住民の不条理な陳情、賄賂、タカリ、国政の汚い裏側に挫折しかけながら、政治改革の機会をうかがい天下を目指す議員の野心に惚れ、この世界で生きていくことを決意する。

政治家も腐っていれば、彼らを選ぶ有権者も腐っている。腐った政治家は選挙で落とすことができるが、腐った官僚を排除するのはなかなか難しい。なので凡人は搾取されるよりする側にまわった方がよかろうと目先の利権に群がり、悪循環のスパイラルが奈落の底へと深々と落ち込んでいく。



総選挙、誰に入れるか決めた?@Dream Song Radio

スティーブン・スピルバーグ監督、モーガン・フリーマン, アンソニー・ホプキンス出演の映画「アミスタッド 」(1997)を見る。

19世紀半ば、南北戦争直前のアメリカ。奴隷船「アミスタッド」の上で反乱を起こし、逮捕されたアフリカ人たちが、乗組員殺害の罪で裁判にかけられるという、史実をもとにした映画。スペイン、ポルトガル、イギリス、フランスによる奴隷貿易。彼らは、新大陸の植民地で建設したプランテーションの労働力として、アフリカ人を奴隷として利用していた。小中高の社会の授業を思い出す。拉致奴隷は現代も続く。日本は残念ながら人身売買受入大国 だと言われている。(2004年人身売買報告書 )


年上の女性はいくつ上まで? ハリケーン、カトリーナ@Dream Song Radio

渋谷のパルコ劇場で中谷まゆみ作、板垣恭一演出の舞台「お父さんの恋  -Family Tale-」を見た。ここ数年見た中では一番よくできた舞台だった。中谷さんはTVドラマ「いいひと。」「ウォーターボーイズ」なんか記憶に残る。

脳溢血で植物状態の「父」のもとに、母の七回忌で娘姉妹と息子が帰ってくると、介護のヘルパーがいつのまにかオバサンから24才の若い女性に代わって1年が経っていた。親の介護をほったらかしの子供たちに対して若いヘルパーは父と結婚して一生面倒を見ると言い出すが、実は親がつくった借金から逃れてきた偽ヘルパーだった。

息子は小説家を志すも芽が出ず、パチンコで食いつなぐニート、長女は玉の輿に乗ったが浮気をして離婚協議中、次女は会社を経営する自立した独身女性だが、部下に会社の金を持ち逃げされて補填の資金繰りに苛立っている。幼馴染の近所の男は離婚後に医者になって「父」の回復に尽力しながら、妻に引き取られた娘がキャバクラ嬢になって合いに来て無心する。次女は父にオランダ国籍をとらせて安楽死させたい、とか、尊厳死(今アメリカで大論争になってる)とか家族とか介護とか現代と言う時代のエッセンスを巧みに取り得れ再構築した脚本が笑え且つホロリとさせる仕上がりになっている。

堺 雅人(弟)、七瀬なつみ(姉:長女)、菊池麻衣子(姉:次女)、前田 吟(父)、星野真里(ヘルパー)、池田成志(医師)6人の役者それぞれが持ち味を発揮している。


3月、父の一周忌があった。以前J-Wave,JAM THE WORLDでイギリスで葬式にかけたい曲のランキングを紹介しながらリスナーが葬式でかけたい曲というのを募集していたが、年を重ねるごとに身内の死というのは身近になっていくし、元気なうちにどうしてほしいのか?というのは聞いておいたほうがいい。葬儀の時はなんとか慣習に抗って鎮魂歌をつくり演奏したけど、一周忌というのは特に思い浮かばないので慣例に身を任せることになりそうだ。私自身は植物状態で生かされたくはないし葬儀も墓もいらない。強火で完全に空気中に拡散されて地球と同化したい。

→「ドラゴン桜」のテーマ曲つくってみました@Dream Song Radio

ミステリーゾーン(2) Twilight Zone を見る。

40年前の作品がデジタル・リマスターを施した鮮明な映像で完全復活。白黒。読書好きの銀行員が昼休みに地下の金庫室で本を読んでいる間に外は水爆で廃墟になってしまう。これで誰にも邪魔されずに読書ができると思いきや、一人きりの世界は虚しい。図書館の本で明日、明後日、来年、再来年の読書計画を立てるが眼鏡を落として割ってしまい。読むこともできなくなってしまう。

次の話は、ある街が突然停電になり、車のエンジンもかからなくなる。宇宙人が人の姿をして住民に紛れ込んでいると一人の子供が言い出し、宇宙人探しがはじまる。住民同士の疑心暗鬼、相互監視、ついには殺し合ってしまう。その様子を小高い丘から見下ろす宇宙人。直接手を下さなくても動力を止めるだけで彼らは自ら滅ぶ。いろいろなフェーズに自滅がある。

→最近どんなTVドラマ見てますか?@Dream Song Radio

ドロシー・ロー ノルト (著)「子どもが育つ魔法の言葉 」の「子は親の鏡」という詩。

1954年に書かれてから世界22カ国に訳され、日本版がでたのは6年前。先月皇太子さまが会見で朗読したのをきっかけに、最近あちこちの番組で取り上げられている。


けなされて育つと、子どもは人をけなすようになる

とげとげした家庭で育つと、子どもは乱暴になる

不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる

「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもはみじめな気持ちになる

子どもを馬鹿にすると、引っ込み思案な子になる

親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる

叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう

励ましてあげれば、子どもは自信を持つようになる

広い心で接すれば、キレる子にはならない

誉めてあげれば、子どもは明るい子に育つ

愛してあげれば、子どもは人を愛することを学ぶ

認めてあげれば、子どもは自分が好きになる

見つめてあげれば、子どもは頑張り屋になる

分かち合うことを教えれば、子どもは思いやりを学ぶ

親が正直であれば、子どもは正直であることの大切さを知る

子どもに公平であれば、子どもは正義感のある子に育つ

やさしく思いやりを持って育てれば、子どもはやさしい子に育つ

守ってあげれば、子どもは強い子に育つ

和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる


→世田谷美術館、砧公園のたぬき@DreamSongRadio

ステッピング・アウトルイス・ギルバート 監督の映画「ステッピング・アウト」(Stepping Out 1991米)を見る。

タップダンス教室で練習に励むアマチュア・ダンサーたちとその教師との交流と成長を描く。皆日常に問題を抱え、ダンスだけが、自分のために使う楽しみの時間という生徒たち。ブレイクできず、アマチュアに教えながら食いつなぐ「先生」は、教え子たちが上達していくことが生きがいとなり、チャリティーイベントで自分を不採用にしたアートスクールを見返してやろうと情熱を燃やしていく。音楽にしろ、スポーツにしろ、ダメダメな生徒が指導者のおかげで上達していく過程を描き、勝利を勝ち取るというよくあるパターンではある。

なんか習い事でもするか。。。。。。

→digmeout特集してましたね@DreamSongRadio

戸川幸夫原作、後藤俊夫監督の映画「オーロラの下で」を見る。
役所広司主演、ロシアとも合作でシベリア出兵前後の時代、秋田の猟師が芸者に売られた彼女を取り戻すべく、シベリアへ赴くが予定通りしは稼げず。人と犬の繋がりや自然の厳しさを描く。

→ mixi してる? @Dream Song Radio
ロベルト・ファエンツァ監督の映画「鯨の中のジョナ 」(1990伊)を見る。78年にオランダで出版されて以来、世界16カ国で翻訳されているヨナ・オバースキーの小説『チャイルドフッド』(邦訳・キネマ旬報社)を原作に、ホロコースト下、ナチス強制収容所を舞台に、苛酷な現実の中で生き抜いた少年ジョナの成長を描いたドラマ。

戸川幸夫原作、後藤俊夫監督の映画「オーロラの下で」を見る。役所広司主演、ロシアとも合作でシベリア出兵前後の時代、秋田の猟師が芸者に売られた彼女を取り戻すべく、シベリアへ赴くが予定通りしは稼げず。人と犬の繋がりや自然の厳しさを描く。

→20世紀ポップ・ロック大全集@DreamSongRadio

アラン・アガー脚本、サム・ワイズマン監督の「ファミリー・タイズ 2・3」(Family Ties 1987)を見る。マイケル・J・フォックスが金亡者を好演していて面白い。パーキンソン病公表後、どうしてるのだろう?アドルフ・ヒトラー、三浦綾子、岡本太郎、キャサリン・ヘップバーン、ヨハネ・パウロ2世、モハメド・アリなども罹患している。母は建築家で父はテレビ局勤務、姉妹と弟の6人家族の物語。

ロベルト・ファエンツァ監督の映画「鯨の中のジョナ 」(1990伊)を見る。78年にオランダで出版されて以来、世界16カ国で翻訳されているヨナ・オバースキーの小説『チャイルドフッド』(邦訳・キネマ旬報社)を原作に、ホロコースト下、ナチス強制収容所を舞台に、苛酷な現実の中で生き抜いた少年ジョナの成長を描いたドラマ。

戸川幸夫原作、後藤俊夫監督の映画「オーロラの下で」を見る。役所広司主演、ロシアとも合作でシベリア出兵前後の時代、秋田の猟師が芸者に売られた彼女を取り戻すべく、シベリアへ赴くが予定通りしは稼げず。人と犬の繋がりや自然の厳しさを描く。


→「家をつくる」ということ@DreamSongRadio
トマス・J・スタンリー&ウィリアム・D・ダンゴ著、齋藤聖美訳「となりの億万長者―成功を生む7つの法則 」を読む。

アメリカの富裕層調査を20年あまりしてきた著者の研究成果。億万長者というのは地味で、億万長者然とした人は蓄財劣等性が多い、とか、一代で富を築き、子供を甘やかすと50過ぎても親の援助に依存するようになる、という話。高級住宅地に住み、ハイソなライフスタイルを維持するにはコストがかかるのだ。倹約、倹約、投資、倹約。


→GarageBand研究」@DreamSongRadio