3月15日(木)
胸腔鏡検査の翌朝、目覚めると背中に湿り気を感じました。起き上がってみると、シーツにもシミができている。大量ではないけれど胸水が漏れたのだろうか。看護師さんに見てもらいました。
「うーん、これじゃあね。」と言って、テープの固定をやり直してくれました。
こういう処置は若い先生よりも看護師さんの方が得意なんでしょうね。
大事ではなく、ほっと一安心。
しばらくして、今度は首を動かすとミシミシ音がする?
首筋を触ると、なんか腫れているみたい。押すと片栗粉をつぶしたときのようなギシギシという感じがする。ちょっとピリピリと痛みがあるかな。
看護師さんに「ちょっとギシギシするんですけど。」と伝えると、看護師さんは、指先でプニプニ押して、「これは、皮下気腫ですね。」と教えてくれました。
胸腔鏡検査のとき、胸膜を膨らませる二酸化炭素が皮下組織内に入り込んだらしい。一週間程度で体内に吸収されるので経過観察で良いとのこと。ただし、何か不具合があって皮下気腫が拡がるといけないので、現状の皮下気腫の範囲がわかるようにとサインペンでマーキングし始めました。すると、他の看護師さんも寄ってきて、脇とか胸とか首筋をプニプニ押し始めました。感触が面白いのかな。いじられても患者としては、されるがままです。
まぁ、これも大したことなくて良かった。
結局、2日目くらいに痛みや首の音のピークがあり、やがて気にならなくなっていきました。
それにしても、身体の状態を伝えるのは難しいですね。今回は、「ミシミシ」とか「ギシギシ」とかの擬音語や擬態語、擬声語、最近ではオノマトペというのでしょうか、なんとか表現しましたが、相手にうまく伝わったかどうか、自信がありません。
皮下気腫のことを調べてみたら、今回の症状に、ちゃんとした表現がありました。
握雪音(あくせつおん):新雪を握ったときに聞こえるようなギシギシ、キシキシ、キュッキュという音。
握雪感(あくせつかん):新雪を握ったような感じ。
私は北海道の日本海側出身なので、新雪を握ったときの感触はよく分かります。なるほどなという感じがします。他にも、
捻髪音(ねんぱつおん):髪の毛をひとつまみ指でつまんで、こすり合わせた時のチリチリ、バリバリ、バチバチという音、というのもあります。
お医者さんや看護師さんは、聴診器などでいろんな音を聞いて、共通言語で表現しているのでしょうね。ベテラン患者になったら使ってみよう、「ちょっと握雪音がするんですけど。」
検査入院は、もう少しつづく