今日と明日、国立がん研究センター 築地キャンパス 研究棟で開催されているジャパンキャンサーフォーラムに行って来ました。2回目の参加です。台風一過で暑かったですね。夏休み中ということもあって、往きも帰りも電車で殆ど座れたのは幸いでした。足が浮腫むと爪先の末梢神経障害が痛みを増しますので。

会場に着くと受付で手提げ袋をもらいました。

中には、パンフレットが入っていました。肺がんの会場でも貰いました。関係するものの中でいくつか紹介すると、
9月14日に開催される日本肺癌学会の市民公開講座「肺がん治療の最前線!!2019 ~みんなで学ぼう~ in 東京 」は、参加申し込みの受付が始まっています。

パールリボンキャラバン2019は、札幌の開催分(10月19日)が案内されています。申し込みはこちら。 そのうち、全国の分も案内されることでしょう。

が11月2日に開催されます。MBSとキャンサーネットジャパンとのコラボですね。肺がんで著名な先生も参加しています。

その他、多くの市民公開講座があります。全部参加する必要はないでしょうが、参加すると、病気と向き合っている人がたくさんいるんだ、と感じるだけでも励みになります。

さて、会場の通路では、患者会・患者支援団体ブースや企業ブースがあります。ちょっと狭いのが難点です。興味のあるところで話を聞くのも良いでしょう。ちょっとしたグッズを貰えたりします。

講演は肺がんのセッションを聴講しました。それに続くワンステップ共催のセッションはパスさせてもらいました。ごめんなさい。時間帯が中途半端だったもので。

ちなみに、各セッションの多くは後日(2ヶ月後くらい)キャンサーチャンネルで見ることが出来ますので、来られなかった方は是非どうぞ。過去の分も見ることが出来ます。

肺がんのセッションは、肺がんの薬物治療と外科治療についてでした。

薬物治療は、北里大学の佐々木先生が肺がんの薬物治療アップデートと題して、最新動向について分かりやすく解説されました。この一年、タグリッソのファーストライン適応に始まり、免疫チェックポイントや従来の抗がん剤との併用などについてです。

点滴の抗がん剤、分子標的薬の低分子薬、免疫チェックポイント阻害薬やVEGF阻害薬の抗体薬を分類された一覧表が示されました。私はこの一年で随分いろいろ試したなぁ、と思ったのでした。
カルボプラチン、パクリタキセル、ドセタキセル、アリムタ、ジオトリフ、タルセバ、テセントリク、アバスチン、サイラムザ。

私も実施した4剤併用の話題も出ました。全部盛りと呼ばれています。話はそれますが、以前はラーメンのトッピングで全部盛りと聞いていたのですが、今回は単剤療法をいくら丼とすると、4剤併用は海鮮丼という説明でした。実際に食べるわけではないですが、抗がん剤治療中に生物はいいの?と疑問に思った人がいたかもしれません。私の主治医の先生もお刺身やお寿司はOKと言っています。ただし、鮮度の良いものという条件付きですが。患者さんとお医者さんとの認識違いは、話を聞かないとわからないですよね。もちろん気になる人はやめた方が良いですけどね。

調理してから時間が経ったものは、食中毒の危険性があるからNGです。生肉はもちろんダメで、意外なものではブロッコリースプラウトなどはサルモネラ菌や大腸菌に汚染されている恐れがあるとか。以前、かいわれ大根が問題になったことがありましたね。

QOLを良好に保つには、美味しいものを食べることが大事ですよ。主治医の先生に聞くと、ちまたの食事療法は効果が?ということに。糖質制限、ビタミン・ミネラルの過剰摂取、漢方薬などの代替療法を主治医の先生に相談せずに行うと、治療に良くない場合も考えられるから、相談した方が良いですね。もちろん代替療法の効果はさておき、精神的な支えも大事ですから、上手く使うのは良いと思います。

話を戻すと、いろいろな治療薬、治療法の開発は続いていますので、最新の情報を知ることは大切ですね。

外科治療は、国立がん研究センター東病院の坪井先生が自ら治すために手術前後に理解しておくべきポイントと題して、完治はもちろんですが、術前の普段通りの生活に戻る、人生を改めて謳歌することを目標としていることを強調されていました。

そのためには、術後のリハビリは辛いけれども、気合いで乗り越えるのが大事とのことでした。病気に立ち向かう意識が重要なのですね。

最近、高校野球でピッチャーの球数制限などで、昔の精神論、根性論を否定することの是非が議論されました。

心の持ちようでプラスに持っていくというのが大事なところで、スパルタ式は時代に合わないのはわかっています。でも、昭和生まれは、クールに割り切るよりも、ドラマチックなのが好きなんですよね。

私も気合いを入れようと、帰りに近くのディスカウントショップで話題の駄菓子を買って来ました。
病人だけど、タラタラしてんじゃね~よ!

もちろん無理は禁物ですが。