昨日、運転免許を更新してきました。家の近くの区の警察署でも手続きはできるのですが、交付は後日になってしまいます。そこで、即日交付ができる市の警察署まで行ってきました。会社は午前中で切り上げ、通勤路をちょっと遠回りしたところにあります。

駅から1km程度なのに、暑さと体調が万全ではないことから歩いて20分以上かかりました。以前は、乗り換え案内などで電車の時刻を調べたりして、予定通りに事が進むようにしてきました。今は、少し急ぐだけでも息切れできつくなってしまうので、時刻は気にせず、間に合わなかったら次にしよう、と考えられるようになりました。無理は出来ないですよね。

手数料3,000円分の収入証紙を購入した後、申請書を作成しました。裏面の質問票は、意識を失ったことがあるかとか、活動している最中に眠り込んでしまったことがあるかとか、健康に関する申告欄になっています。もちろん、全ていいえの回答ですが、この病気になってから、特に抗がん剤の点滴をするようになってからは運転はしていないんですよね。更新はするものの、おそらく今後も運転する機会はないかもしれません。

視力検査で合格すると、最後に写真撮影です。結局、帽子は被らずクリクリ頭で記念撮影することにしました。汗で頭が蒸れたこともあって帽子を取ると、おでこにくっきりと痕がついているではありませんか。しょうがないなぁ。

30分間の優良運転者講習を受け、免許証を受け取って終了です。

結局、出来上がった免許証の写真には、おでこの痕は見えません。そんな細かいところまでは写っていませんでした。

ずいぶん歳をとったなぁという印象ですが、ありのままの姿を残しておきましょう。

先ほど健康面について触れましたが、最近は高齢者の運転操作ミスと思われる悲惨な事故が続いています。病人も、病状や服用している薬によっては同様な事故を起こしかねません。

今日、日経メディカルに、がん薬物療法中に自損事故、運転禁止で済まぬ事情も、という記事が掲載されています。通院に公共交通を利用した場合に費用を助成するなどの対策が望まれます。

誰も晩節を汚したくはないですからね。