新年度になりました。元号も決まり、新しい時代に向けて、前向きに治療に挑みたいところです。

区切りですから、この病気にかかった医療費の昨年度下期の決算をしておきましょう。

支出の部 総額 1,371,500円

内訳
 外来診察  686,200円
 入院費      401,500円
 調剤薬局  253,800円
 雑費            30,000円

ジオトリフからタルセバ+アバスチン、そしてテセントリクの4剤併用療法に治療法が変わり、外来での抗がん剤点滴によって、外来の費用が増えました。限度額適用区分がイなので、窓口でそれなりの金額を払うのですが、2月からは多数回に該当して少し抑制されました。免疫チェックポイント阻害薬を使ったので、4回の点滴は薬価だけでも450万円ですから、健康保険制度に感謝です。
ガンマナイフ、食道からの内視鏡生検、胃ろう造設、抗がん剤治療で入院費もかかりました。雑費は入院の支度や交通費などの概算です。

収入の部  総額 1,781,200円
内訳
 生命保険     677,200円        
           一時金             50,000円
        入院                 90,000円
        抗がん剤       300,000円
           放射線/手術  100,000円   
        保険料免除    137,200円
 
健保組合
       給付金   1,104,000円

収入は、生命保険のがん特約で、入院時に一時的に貰えるものと、入院や薬物治療、放射線、手術の都度に貰えるものと、がんと診断されたので以降の毎月の保険料は免除されるものがあります。

一方、会社の健康保険組合からは付加給付金があります。外来、入院で自己負担額がそれぞれ2万5千円までになるように給付されます。支給されるのは、4ヶ月後なので、今回は見込み額で計算しています。立て替え払いの金額も相当なものになります。

結局、上期と同様 409,300円のプラスです。入院や通院はすべて有給休暇で賄えました。仕事と治療の両立は、健康保険組合からの付加給付金を貰うためにも大事なのです。もちろん、がん保険も重要ですね。
困った時に助け合う仕組みに感謝です。