今回の治療で予定している抗がん剤の点滴(4サイクル)も残すところ来週水曜日のあと一回となりました。

これまでの副作用で辛いのは、手足指先の痺れや痛みでした。幸い、指先の痺れは範囲が広がることなく、だいぶ慣れました。ところが足の爪先の痺れは全体に広がり、歩く時に感覚がありません。これ以上は勘弁してねというレベルです。

毎朝の鼻血も厄介です。鼻の奥から喉にかけてドロッとした塊が溜まっているので、鼻をかんだり、口から吐き出したりしてスッキリさせます。鼻血がタラタラ出てくることは、そんなに多くはありません。

鼻の粘液が喉に落ちてくると、喉のイガイガで咳が出るのもいやらしいです。

筋肉痛と関節痛は2、3日間続き、動けなくなりますが、それを過ぎると回復するので、ロキソニンで凌ぐという感じです。

骨髄抑制は感染症に気を付けること以外は、貧血のため急ぎ足では息切れしてしまいますので、ゆっくり歩いています。

見た目は、何と言っても脱毛です。覚悟はしていたものの、頭はほとんど抜けてしまいました。全身も薄くなり概ねツルツルです。眉毛はかろうじて半分残っています。悲しいのは、下まつ毛です。残り2、3本となり、風前の灯です。しかも、花粉症で目をこするので、全滅するのも時間の問題でしょう。



結構人相も変わったかなという印象です。

ただし、安静にしている限りは、どこかが痛いわけでもなく、呼吸が苦しいこともないので、少なくとも急激な増悪は抑えられていることでしょう。

あと一回、カルボプラチンとパクリタキセルの副作用を乗り越え、病状悪化を回避し現状維持できることを願っています。

もちろん、テセントリクと免疫力で原発巣をやっつけるのが望ましいのですが、自己免疫疾患の副作用は怖いですから、上手に折り合いをつけて欲しいものです。