2回目の抗がん剤投与から5日目。
早いもので、初回投与から一ヶ月経ちました。

筋肉痛、関節痛の副作用は徐々に治まって来ましたので、明日は近場の会社に行けそうです。
3日目、4日目はきつかったですね。しっかり食べていたのですが1kg以上体重が減っていました。ほぼ寝たきりでしたが身体は闘っていたのでしょう。

私にはカルボプラチン+パクリタキセルが思っていた以上にきつかったので、ある程度体力があるうちに抗がん剤治療を始めて良かったと思います。おかげさまで、食道傍リンパ節転移には著効し、食道狭窄が解消され普通に食事がとれるまで回復しました。

原発巣への効果はまだ分かりません。今後少し時間をかけてでも、血管内皮増殖因子を介する免疫抑制をアバスチンで阻害することでテセントリク+免疫細胞による癌細胞殺傷効果が増強され、長い期間腫瘍がおとなしくなることを期待しましょう。

とは言うものの、4サイクルのうちまだ2サイクルが始まったばかりです。あと2回筋肉痛、関節痛に耐え、あと3回の骨髄抑制による感染症に気をつけなくてはいけません。その都度、体力回復出来るように栄養状態を良好に保たなければいけません。

さらに免疫チェックポイント阻害薬による免疫関連の有害事象は治療期間中いつどんな形で現れるかわかりませんから、常に異変を察知出来るように油断出来ません。

末梢神経障害は今後も蓄積され、長い付き合いになりそうです。年単位で残る場合もあるそうです。

脱毛は、すぐにツルっツルになるかと思いきや、わずかですがまだ残っています。先日の点滴の時に薬剤師さんがニット帽から、もみ上げや襟足の髪の毛が見えているので、脱毛はそうでもないように見えますよ、と言っていました。いやいや、頭頂部はちびまる子ちゃんの友蔵じいさんですから、と話していたのですが、どうやらもみ上げがチラッと見えるのがポイント高いようです。しばらくは、少しでも生え残りますように。