私の勤めている会社で、健康講演会の開催案内がありました。
テーマは「就労世代のがん対策」
がん予防と検診の最新常識について学べるそうです。
病気になるまでは、がんの知識は漠然としたものしかなくて、自分事として考えられませんでした。是非このような機会に配偶者の方も含めて健康について見直してもらいたいと思います。
定員に限りがあるのが残念です。全社員にeラーニングで受講させてもらいたい程です。

以前、私はがん検診を受けた時に便潜血検査で陽性になり、大腸内視鏡の精密検査を受けました。2リットルの下剤を飲んだり、おしりからカメラを入れる辛い検査でしたが、それ以上に、もしも大腸がんだったらどうしよう、と精神的負担が大きいものでした。結局異常はなく、やれやれだったのですが、しばらくはがん検診はいいかなと思ってしまいました。偽陽性のデメリットですね。

一方、毎年胸のレントゲン検査を受けていたのに、心臓の陰で育っていた癌の助を見つけることは出来ませんでした。偽陰性の悲劇です。がん検診を受けていれば、腫瘍マーカーでひっかかり、低線量CTで早期発見できたかもしれません。

肺腺がんは、たばこを吸わない女性でもアジア人にはリスクがあるなんて、知らないですよね。正しい知識を持って検診を受けることが重要ですから、健康講演会のような機会を充実して欲しいと切に思います。