今日は2回目の抗がん剤治療でした。前回は入院して点滴しましたが、今回は外来で診察し、その後腫瘍センターで点滴です。何せテセントリク+アバスチン+パクリタキセル+カルボプラチンの4剤併用ですから点滴時間が約6時間半と長丁場です。それでも1回目に比べて30分短縮です。

そのため、前日に臨床検査を済ませておきました。診療開始は9時からですが、今日は8時半に呼吸器内科を訪れ、特別に主治医の先生の診察を朝一番で受けられるように取り計らっていただきました。

血液検査の結果は以下の通りです。前回の点滴は12/28でした。
         (12/25)(1/4)(1/9)(1/16)(1/22)
白血球数   6.2        3.4L      2.0L       4.9          4.6
ヘモグロビン 12.8L    13.0L     11.4L    11.2L    11.3L
血小板数  257        216       123L     148L      303
アルブミン       3.9          4.1        3.6L     3.6L       3.7L
クレアチニン      0.94     1.31H    1.13H    0.90       0.94
CRP         0.61H    1.21H    0.67H   1.10H     0.17

骨髄抑制からは回復しました。栄養状態はお肉を食べて運動することで筋力をつけたいですね。腎機能はもう少し回復させたいところです。炎症反応は大きく改善しました。栄養状態や肝・腎機能とも関連するので、注意して観ていきましょう。

久しぶりの腫瘍マーカーの値は、
CEAが  101.0H(11/21)→80.1H(1/21)
前回点滴した12/28までは増加が継続(たぶん20くらい)してたでしょうから、結構な改善量です。リンパ節転移の腫瘍縮小が数値でも確認できました。原発巣に効いているかどうかは、まだわかりませんが、ジオトリフでの最小値60を更新できるのではないかと期待出来ます。

レントゲン検査なども異常なく、2回目の抗がん剤治療にGOサインが出ました。ただし、副作用が強く出たことからパクリタキセル、カルボプラチンは減量です。

9時前に腫瘍センターへ移動して、受け付けを済ませると、9時20分に番号札1番をゲットしました(今日の予約は66人)。


ところが、そこから待つこと1時間。主治医の先生から薬剤部に注文が行き、4種類の抗がん剤などが調剤され腫瘍センターへ届くにはそのくらいの時間がかかるのは仕方がないですね。

名前が呼ばれて、点滴をする部屋のリクライニングシートに座ってからさらに30分待ちです。やはり量が多いので点滴の準備に時間がかかります。抗がん剤の前後の整理食塩水や吐き気止めが加わり、全部で9本です。軽く1リットルを越えます。


点滴棒に薬剤が鈴なりですびっくり

特にアレルギー反応も出ることなく最後まで点滴を出来ました。お昼ご飯はゼリー飲料を採りました。これだけ点滴するので、飲み物は入りません。

同室の人は何人も入れ替わり、私が終わるときには、もう誰もいません。他の部屋も同様でしょうか。よく頑張りました。

前回はパクリタキセルのアルコールで顔が火照ったのですが、今回は部屋が少し寒かったことや、慣れのせいで酔っぱらうことはありませんでした。

これから生じる副作用に注意しながら乗り越えて、抗がん剤が原発巣を叩いてくれることに期待しましょう。