今日も午前中は会社に行き、午後から病院へ。午後2時少し前に到着し、採尿・採血・レントゲン検査を受けました。それぞれ検査は待ち時間無しと順調です。診察は3時からなので腫瘍センターでゆったりと待ちました。血液検査の結果が出ないといけませんから。

 

名前を呼ばれて診察室に入ると、最近の調子を尋ねられました。食事の時に喉が詰まることを訴えたのですが、転移したリンパ節が食道や神経を圧迫していることが原因と思われ、今の治療で効果が出るかをもう少し見ましょうということになりました。2週間後の診察時に造影CTを予約し、画像でも確認することにしました。食道の緊張を緩和する特効薬は無いようなので、腫瘍がおとなしくなることを願うばかりです。

 

血液検査の結果(10/10、10/31、11/07、11/21測定)は、

心配していたクレアチニンが0.99→1.08H→1.13H→1.04と基準値に復帰しました。

尿素窒素も15.3→15.9→19.7→17.1と、改善傾向にあります。

肝機能、血球も問題なくアバスチンの点滴OKとなりました。

 

尿酸値は以前から高めだったのが、7.3→6.7→6.3→5.8と急降下(基準値は3.8-7.5)

以前書きましたけれど、腫瘍細胞が破壊されると最終代謝産物として血清尿酸値が上昇するらしいのですが、降下しているということは薬が効いていないからではないか、と心配になります。

 

腫瘍マーカーの値は、今回の分は間に合わなかったのでタルセバ+アバスチンの効果は不明のままです。ちなみに、前回(タルセバ初日)までの推移は、

CEAは、1,170H →636H→150H →88.9H→69.6H→61.4H→60.8H→72.7H→85.5H

SLXは、144H→56.9H→32.1→31.3→25.7→28.7→30.9→31.3→34.5

と増加に転じ、増加量も大きくなりだしましたからジオトリフ君の力及ばずは仕方がないですね。

 

さて、点滴はそれ程待つことなく薬剤の準備ができ、順調に開始しました。

 

アバスチンが30分、生理食塩水で仕上げて無事終了。是非とも効果を発揮してくださいね。

 

次回は2週間後に造影CTとランマーク注射。翌週に脳MRIを受けてタルセバ+アバスチンの効果判定となります。少しでもこの治療を長く続けて、その後タグリッソに繋げられるといいのですが。それとも、来年はプラチナ製剤かな・・・