先日の診察で紹介された、今後適応拡大が予定されている、もう一つの免疫チェックポイント阻害剤のレジメンは、KEYNOTE-189に基づく、抗PD-1抗体キイトルーダ(ぺムブロリズマブ)、プラチナ製剤のシスプラチンあるいはカルボプラチンと葉酸代謝拮抗剤のアリムタ(ペメトレキセド)というもの。

PD-L1発現に関わらず進行・再発の非小細胞肺がん(非扁平上皮がん)の初回治療に使用できるようになるらしい。

 

KEYNOTE-189では、EGFR変異、ALK転座が認められない未治療の進行非小細胞肺がん患者が対象だったので、ドライバー遺伝子変異のある人への効果は不明です。

OSのサブグループ解析では、年齢や性別、ECOG PS、喫煙歴、脳転移の有無にかかわらず、ペムブロリズマブ群で良好な結果が示された、とのことです。

私は、EGFR変異陽性だけど、喫煙歴があるので、もしかしたら効くかもしれない、ということでしょう。可能性が広がるのは良いことです。

 

この土日は倦怠感が広がり、グダグダと過ごしていました。ガンマナイフ疲れが今頃になって出てきたのかしら。水曜日から治療が変わりますので体調を整えて臨まなくてはいけません。