ジオトリフ20mg服用28週間 197日目

 

10月の診察は厳しい結果となりました。血液検査の腫瘍マーカの値は、

CEAは、1,170H →636H→150H →88.9H→69.6H→61.4H→60.8H→72.7Hと増加に転じました。

SLXは、144H→56.9H→32.1→31.3→25.7→28.7→30.9 今回もデータは間に合わなかったけれど、前回まで基準値38.0以内だけれども微増傾向です。

 

その原因は?

2週間前に検査した脳の造影MRIとPET/CTの結果は明暗を分けました。

MRIで多発脳転移が認められました。小さいのが少なくとも10個はありそうです。一方、PETではピカッと光っているのが2ヶ所だけ。たくさんあったリンパ節転移や骨転移は殆ど消えていたり、骨が再石灰化されていました。ジオトリフ君やランマーク君の頑張りで、身体の癌はコントロールされているのですが、残念ながら血液脳関門を十分に突破できず脳転移を抑えることはできませんでした。

 

取り急ぎ、明日は画像データのコピーと紹介状を用意してもらい、新横浜の病院でガンマナイフができるかどうかの診察を予約する予定です。

 

今後の治療は、細胞障害性抗がん剤(プラチナ製剤)+アバスチン+アリムタ、EGFR-TKI(タルセバ)+アバスチン、第3世代EGFR-TKI タグリッソ(オシメルチニブ)などが候補として考えられます。タグリッソ適応のためには、かねてから問題にしているT790M遺伝子変異陽性が必要になります。今回は悪いパターンである脳転移のみの増悪のため、生検に用いる組織採取が困難であるという状況です。PETで光った2ヶ所というのは、ひとつは原発巣の左肺下葉であり、気管支の一番奥で気管支鏡が届くかどうか、もう一つは食道脇のリンパ節であり、食道からアプローチできるか消化器の先生との相談になるとのことです。

 

そこで、今の段階では期待薄なのですが、T790M遺伝子変異を検出するリキッドバイオプシーのための採血を実施しました。ちなみに、EGFR遺伝子検査のための組織検査とリキッドバイオプシーは保険の関係で両方を同じ月には出来ないそうです。

 

ということで、ジオトリフ君の処方は4週間ではなく、3週間分となりました。せっかく、爪囲炎などの副作用もミノサイクリンでコントロールできることが分かったのに。

ジオトリフ君 ご苦労様でした。Beyond PDで、あと少し頑張ってね。