3月31日(土)
肺がんステージⅣの1年生存率の数字は厳しいものであったのですが、主治医の話を聞いてみたり、自分で資料を調べてみたり、ブログで他の人の治療状況を見てみたりすると、最新の治療、例えば分子標的薬によって、当初思っていたよりも、がんが進行せず安定した状態である期間が長く得られることがわかりました。
例えば、LUX-Lung 3試験によると、ジオトリフの投与を受けた日本人患者のPFSは13.8カ月(中央値)です。
PFS:Progression-Free Survival 無憎悪生存期間(むぞうあくせいぞんきかん)
治療をしながら仕事を続けていくことは、経済的にも精神的にも重要なことです。ジオトリフの効果がありそうという感触を得たので、仕事を続ける際の留意点を確認しておきました。(以下の話は会社の制度で優遇措置が含まれている部分もあるので、全ての人に当てはまる数字ではありません。)
・年次有給休暇は1年間に20日程度付与
・最大繰り越せば、40日ちょっと使える
・これとは別に、通院のためとかの理由で取得できる休暇が1年間5日付与され、最大20日間
・合わせて最大60日間(1か月の勤務日数は約20日間なので、3か月分)
・これを使い切ってしまうと、病気欠勤(無給)となるが、
・健康保険組合から傷病手当金が1年6カ月を限度として日給の3分の2相当額支給(法定)
・病気欠勤が定められた日数に達すると傷病休職が発令され、休職期間が約3年に達すると退職
私は2年後に定年退職なので、最後の休職期間満了は考えなくても良いけれど、傷病手当金の1年6カ月は退職をまたいで支給されるのでとても重要という事情があります。なるべく遅れて開始させるためには、やけにならずに有給休暇を有効に使わなくてはいけないということです。今年度中に使い切るのではなく、来年に繰り越す余裕ができると良い、このことは病状安定に通じます。
今回、3月2日から休み始め、3月だけで20日間休暇取得しましたが、幸いなことに年度末でリセットされ、4月に入ると新たに有給休暇が付与されます。4月も早く復職したいところです。
治療と仕事の両立は今後重要になってくるので、これからもこの事に関して調べながら進めていきたいと思います。
病気になるタイミングは自分で選べないけど、今回の休暇取得に限って言えば年度末の3月に病気発覚したのは良かったかな。もうひとつ、ジオトリフの副作用の皮膚障害のことを考えると乾燥した冬の季節が終わった時期であることもプラスに働きそうです。
その反面、インフルエンザや風邪の季節でせいで、深刻な咳の症状による発見が遅れたのは悔やまれるところですけどね。すべてがうまくいく訳ではないから、その都度ベストを尽くしていきましょう。
つづく