2018年3月5日(月)

市立病院を受診しました。

 

大きな病院に戸惑いながらも、誘導票に従って、

採血、採尿、レントゲン撮影、CT撮影と進み、

呼吸器内科の受付へ。

番号が表示されたので、中の待合室に座っていると、

しばらくして名前が呼ばれました。

 

担当医から淡々と検査結果を告げられました。

・左肺に胸水が溜まっている

・胸水で肺の下部が潰れていて、わかりにくいのだけれど、

 CT画像でモヤモヤとしたものが見える

・胸水が溜まる理由は、感染症や悪性腫瘍などが考えられる

・このあと胸水を採取して、悪性の細胞があるかどうかの検査に出す

・抗生剤を処方するので、これで良くなれば感染症が原因

・悪性腫瘍の場合、ここでは治療できないので、紹介状を出す

・病院の希望があれば教えて欲しい

・希望がなければ、この病院を管理運営している大学病院を紹介する

 

この後、処置室にて胸水を採りました。

ベッドに腰掛け、少し高めにセットされたテーブルに突っ伏した体勢をとらされました。

先生は、エコーで場所を確認したあと、麻酔を打ち、注射器の針を刺し、胸水を採取しました。

突っ伏していたので、様子は見えないのですけど。

 

「100ml採りました。」

見せられたのは黄色い液体です。

 

肺に水が溜まると言っても、肺の中に水が溜まっている訳ではありません。

溺れてしまいます。

肺を覆っている2重の胸膜の間に胸水が溜まっています。

通常は呼吸するときの肺の動きで擦れないように潤滑液として働いており、誰でも50ml程度はあるそうです。

 

「どのくらい溜まっているのですか?」と尋ねると、

「少なくとも1リットルはあるかな。」との回答。

ペットボトル2、3本分の液体が左肺部にあるなんて、全く自覚されない。

結構な重さだよね。

だけど、体を横にすると液体が移動して息が苦しくなるなるわけだ。

今回100ml減ったところで大勢に影響はないか...

 

血液検査の結果を聞かなかったけど、余計な心配を増やさないために説明しなかったのかな。血球、肝機能、腎機能などは相当基準値を外れていたのでは。

そして腫瘍マーカーの値も。

 

この時先生は既に、CT画像のモヤモヤの正体に気づいているのですよね。

 

それが「癌の助」グラサンだと。

 

胸水の検査結果は1週間後に判明。

1週間の執行猶予のあいだ、会社は休暇をとることにして、病状をネットで調べました。

胸水の色は赤くなかったよな、

抗生剤で深呼吸が楽になった気がするよな、

体重は減っていないよな...

調べているのではなく、癌を否定する材料を探しているのでした。

 

そして、悶々とした1週間が過ぎ、次の診察で確定診断が下されます。

今度は、慌ただしい新たな1週間の始まりです。

 

つづく