春らしい穏やかでやわらかな朝です。
幼かったあの頃…
こんな日には朝から自転車を漕いで、
堺の金岡町から大和川の土手まで、
一人で行ったものです。
自分自身が未開発の道を見つけると、
その道を進んでみたくなるような、
とても好奇心旺盛な子どもでした。
人前に出ると駄目駄目でしたが、
一人でいるとグイグイと突き進むタイプでした。
小学校の高学年頃には、
徐々に人前でも積極的に行動するように、
変わりましたけど
四季に関係なく読書をしている時以外は、
表に出て一人で遊んでいる子でした。
春になると、
シロツメグサとたんぽぽと虫と空が好きで、
キャベツ畑のモンシロチョウの卵を見つけ、
孵化するのを毎日通っては観察していましたね。
子たちが幼い頃も、
私のそんな経験を思い出して、
ほぼ毎週のように虫や植物などを求めて、
自然の中に入っていきました。
こういう日には心豊かに、
そして穏やかに過ごせますね。
春の陽だまりのように、
肩の力を抜いて笑顔でいよう。