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秋晴れの気持ちいい一日となりそうです。




寒い季節に向かい始めると、

約5年前のあの訳の分からない、

口の中の痛みに悩まされていた私を、

思い出します。








その頃を振り返っても、

大変だったなぁとか、

あの時こうしていれば良かったという、

後悔の念や負の気持ちも薄くなり。

 





   

   


全ては運命であったということ。





経験させてもらったからこそ成長できた、

そんな自分だけを見ることが、

やっとできるようになれたこと。









それまでとは全く生き方も感じ方も違うし、

ラクで楽しい毎日を、

過ごせるようになりました。









それはきっとあの時に、

思い切り泣いて泣いて、

思い切り悩みに悩んで、

絶望の沼底まで堕ちたからだと思ってます。









あの頃私はまだ未熟でした。








どういうところが未熟だったかと言うと、

精神が弱くて甘かった。





現実逃避もしていたし、

人のことが羨ましいと思うときもあったから。





ただ物心ついた時から、


「人のことを決して妬むな」


「人のものや

自分が持っていないものに対して

絶対にいいなぁと思うな

口に出して言うのはもってのほかだ」


とそのようなプライドを持つよう、

両親から叩き込まれていたから…





普通に話ができ、

普通に食事ができる人のことを、

羨ましいとは思っても、

妬むまでは行かなかった。


とは言え…




時々 羨ましいを通り越して、

いいなぁと妬みそうになる感情も、

正直なところ…

時々顔を出しそうになりました。





でもそのような感情が湧くと、

自分のことが悲しくて可哀想になり、

哀れで醜く感じたので、

沸いては押し殺して引っ込め、

燃やして埋めました。









それらの感情を失くしてからは…

人のことが羨ましければ、

普通にの人のようにお話ができるように、

リハビリに精を出し近づけばいい。





やるしかありませんでした。





そして先ずは言葉が通じること、

食べものが飲み込めることを目標にして、

突っ走りました。





そのようなことが身に付けられたことも、

病気で得たことのひとつ。





経験は無駄にはしたくないですね。





それに一生忘れたくないです。


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