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昨日は遅く自宅に戻りました。








愛犬三姉妹さんの体を拭いたり、
お世話をしたり遊んでいたら、
思いの外自分に使う一日の終わり時間が、
遅くなってしまいました。







そこからいろいろな振り返りや、
歌の復習などをして、
頭の中を整理していたら、
お風呂に入った時間が夜中の3時頃。









お風呂に入って身体を清めて。




湯船に浸かりテレビを観ていたら。





ちょうどドキュメンタリーの番組が、

放送されていました。









FNSドキュメンタリー大賞








その中の今年5月に放送された、

こちらの作品。



⬇︎⬇︎⬇︎


第31回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品(制作:福井テレビ) - フジテレビ https://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/20221133.html



さよならの制限


〜末期がん患者

コロナ禍の面会〜



でした。








新型コロナウイルスの感染拡大のため多くの病院が面会を禁止・制限し、余命が限られている患者は家族とさえ十分に会えないまま亡くなっている。
今回、末期がんの患者とその家族を密着取材。余命約1カ月と宣告され「コロナがなければ付き添ってあげられるのに…」とつぶやく家族や面会の制限時間が近づくと寂しくて涙を流す患者の姿があった。一方、病院に密着すると面会を熱望する患者家族と感染防御の間で苦悩する医師や看護師がいた。
患者と家族との最期の時間をどう確保するのか。コロナ禍での看取り(みとり)の在り方を考える。



(番組のホームページ引用)









昨日は私自身が講演会で、


「今のところがんの再発もなく

ステージ4の舌がんを経験して

命を救っていただき

こうやって日常を送っている日常のこと」


を話してきました。









そしてその夜に、

たまたま真夜中に付けたテレビを観て。




もうたまらなく、

心がはり裂けそうになり。




なんとも言えない、

切なくて哀しい気持ちになりました。









ただでさえ がんの末期という状況でも、

奇跡を願い闘っていた患者さんに、

いきなり襲ってきたコロナ禍。





罹患しては危ない状況だけど、

家族と限られた僅かな時間を、

少しでも一緒に過ごしたい。





患者さんはもちろん、

家族も皆そう願っていたが、

どうしても願いは叶わなかった。








闘う気力も家族と会えない寂しさや辛さで、
奪われてしまった方が、
どれだけいたでしょう。




今でもまだ…です。



私も自分のがんの告知がコロナ禍だったら、
もしかしたらの可能性だけど、
治療の選択肢も変わっていたかも知れない。




自分が一応健康になっても、
忘れてはいけないこと、
見失ってはいけないことは沢山あるなと。



とても貴重な気づきをいただいた、
真夜中の一人時間でした。
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