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ゆっくりゆっくり雲は動いています。








ゆっくり動いている雲の切れ目から、
お日さまが一度顔を出したら、
長くお日さまの笑顔が見られます。




次の雲が掛かるまでに時間があるからね。








こうやって一連の日課を、

家の中でやっている朝のこの時間。





私の頭と心はいろんなことを思い、

いろいろな場面を思い浮かべたり、

時に過去を思い出したりしています。










過去を振り返っても、

悔やんだり恨んだり、

負の感情は持っていない。






持たないことが前向きになれる、

重要なポイントだということに、

やっと気付けた時から、

過去の自分を認めてあげるようにして、

それらを手放しました。










親の言うことを聞かないと

バチが当たるー


そう聞いて育ったこともあり。





大人になって随分経ってからも、

何か大変なことがこの身に起きたら、

親の言うことを聞かなかったからだ。



というふうに後悔の念に駆られて、

取り返しのつかない過去に、

落ち込んでいましたが…




そうではないとやっと理解しました。










私は何も悪くはないし、

誰も悪くないけど。




誰にコントロールされる人生で、

ある必要はない。





自分の人生だということ。








それはこれからだけではなく、

過去もそうです。





人から否定されるのも、

自分で否定する気持ちも、

受け入れてはならない。





仮に否定したとしても、

過去には戻れないのだし、

ただもがきながらも、

一生懸命生きた自分がいたことは、

紛れもない事実。










自己肯定感は、

自分が全て正しいというものではなく、

自分を認めてあげること。





自分の歩んできた人生を、

自分で認めて褒めてあげよう。




そういう心や思考は、

とても大切だと思います。










人生での学びは、

自分で痛い目に遭い、

そこで学習し気づけばいい。





それで充分なのです。





誰かから押し付けられて、

自分がパンクしそうになったり、

理不尽な思いをして堪えることは、

本当のしあわせではないと、

常に自分に言い聞かせています。









子育ては自由が利きませんが、

でも子が愛おしいという気持ち。





そしてそんな愛おしい子の将来のしあわせ、

独り立ちするまでの支えとなることは、

無償の愛であり。





子は私にとっての宝だから、

私にとってのしあわせであり、

大切な存在でした。





だから子育てに追われていた時期も

苦痛で理不尽なことではなく、

寧ろ自分の人生に於いて、

楽しみも多く素晴らしい時代でした。






でも子たちは順番に巣立ち、

もうあの時の親子関係は、

次へのステップへと歩み、

違ったものになってゆきましたけど照れ





ただ変わらず残っている気持ちは、



よく頑張ってきたなぁ 私。



ということ。




いっぱい涙も流したけど、

それ以上に笑顔で過ごしてきた55年。





過去の私はどの時代も、

とにかく一生懸命に生きていた…





それだけで充分。





これからも前向きに生きていきたい…




私はこの世に一人しかいないのだから。


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