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晴れてきましたね。
空が青くてきれいな朝。








9月の秋晴れは時々、
夏の名残りを感じたりします。










木々はもう深まる秋に向けての準備を、

既に始めているようです。





葉も少しずつ色づき始めてきました。










白檀の香りも秋の香。





風がそうさせているのでしょうか。





それとも私の心がそうさせているのかは、

分かりません^ ^










秋になると、

気持ちもセンチメンタルになったり。





青春時代はそうでしたね(笑)





でも何故か分からないけど、

秋になると涙が出てくる…





なんてことがよくありました。










私は14歳で東京に単身で出てきた時、

最初は寂しくて泣いていた夜も、

当然ありましたよ。





でも泣くのは良くないことだと思い、

誰にも「東京に出てきて寂しい」とは、

決して言えませんでしたし、

それを理由に泣くことはできませんでした。





私が哀しくて泣いたのは、

祖父が亡くなった直後だけで。





あとは嬉し涙か、

スタッフや、

その他の皆様や、

サプライズゲストのお友達に、

ありがとうと感謝の気持ちの涙。





そしてたまに悔し涙。






アイドルに哀しく寂しい涙は、

ご法度みたいなところが、

当時はあったように思います。





だからこそ、

秋になると何故か分からない涙を流して、

溜まっているものを出して、

感情をコントロールしていたのでしょう。









悲しい時には思い切り泣く方がいい。





そして泣くだけ泣いたら、

前を向けばいい。





感情をどこにもぶつけないで、

静かに溜めて行くことは、

前向きになっていても、

どこかで無理をしているから。





前を向いている気にさせているだけだと、

今 振り返るとそう思います。





その一番大きな気持ちの変化は、


「がん患者らしく生きなくてよいのだ」


とそう悟ってから。










がん患者らしく生きないと、

周りからのバッシングが気になるー





そもそもがん患者らしくって、

なんなんでしょうか。








そのような気持ち自体が、

私を本当のポジティブに、

していなかったのではないかと、

そう気づいたのです。









感謝の気持ちを大切にしていれば、
もうそこに囚われないで。


人生ってひとつしかないのだから、
思うように生きられれば最高ですね。




悲しい時には思い切り泣けばいい。




声を出して泣くのは恥とか、
子どもっぽいとか、
いい大人がやることではないとか、
そんなことは一切なくて。




人間なんだから、
誰かに迷惑さえかけなければ、
我慢することはないのかなと。




泣きたい人は泣いてみて。


我慢することないよ。




私は1日1回泣いてるよ。



今もこの文章を書きながら照れ



そしてまた前を向く。

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