「浮月楼」
静岡駅のそばという、
繁華街のど真ん中にある料亭。
徳川慶喜公が20年に渡り、
住んでいたというお屋敷。
屋敷は二度の火事で、
建築し直されたようですが、
池や庭の一部は当時のままだそうです。
水面に浮かぶ灯りがきれいだなぁ。
立派な木と植物があり、
それからはまだ夏の名残を感じましたが、
風のにおいはもう秋でした。
和モダンなお部屋。
お部屋からは、
素晴らしい中秋の名月が見られます。
ビールと黒烏龍茶。
お料理はニ十四節気の「白露」
なんですって!
素敵。
【新暦の9月8日頃から白露。
一年の中で最も月が綺麗に眺められるのが、
この時季。
水蒸気が結露し、
露になって白く輝くことが言葉の由来】
先附け。
前菜は季節の味がとても豊かで宝箱のよう。
秋になったのが、
とても嬉しく思えたのでした。
土瓶蒸し。
大きな窓の外の お月さまが、
本当にきれいです。
土瓶蒸しの中も美しい…
お料理から自然の素晴らしさ、
素材からのエネルギーをいただけるよう。
そんな味わいから力強さを感じます。
鮎のカピタン。
(南蛮漬け)
ほろにがかったです。
〆のお寿司。
お月さまもいいけど、
お食事も素晴らしすぎて。
デザート。
梨の赤ワイン煮。
そしてこのお月さまのようなプリン。
ほうじ茶のプリンなのですが、
これが濃厚でなかなか出会えないような、
初めて食べたタイプのプリンなので。
どう例えたら良いのか、
主人も私も適切な言葉が浮かびません。
ごめんなさい。
とにかく最高のプリンでした。
しかし…
お月さまを見ながら、
美しく美味しいお食事。
このような場所が、
静岡駅のそばにあったなんて。
そしてこんなに素敵な料亭を、
主人が予約してくれていただなんて!
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