毎日焚いている白檀の香り。
喜びはすぐそばにたくさんあります。
しあわせと同じで、
それに気づけて感じられるか。
それだけだと思うのです。
私は喜べる人になりたいと思っています。
それは最近になって思ったのではなく、
物心ついた時にそう感じたのです。
誰かにしてもらったことに、
素直に喜べるかどうか。
裏をかいて何かあるんじゃないかと、
疑うのではなく。
素直に喜びたいと。
でも日本人の教えというか、
美徳のひとつなのか?
「喜びは素直に出してはいけない」
というようなところもあるように、
私は子どもの頃、
そう感じていました。
きっと喜びを外に出すと、
嫉妬されたり妬まれたりするから、
昔の人はあまりそのような感情を、
表に出さないように伝えてきたのでしょう。
でも喜びを得ることは、
マイナスではなくプラスだと思うのです。
自分以外の喜びごとを聞いたり、
知ったりすると、
「よかった」
と先ずは心から嬉しいです。
羨ましいとも思いませんし、
ただただよかったと。
「羨ましい」
この言葉は褒め言葉のように取れますが、
私はあまり好きではなく使わない言葉です。