昨日は久しぶりに、
私の肉声がそのまま世に出る、
仕事がありました。
私の言語の方は、
このところ以前よりも、
随分と安定してきたと思っていました。
しかしながら。
昨日はとても調子が良くなく、
とても口惜しい思いが残りましたね。
「随分と聞き取りやすくなりましたね」と、
久しぶりにお会いする方々は、
仰って下さいます。
しかし私の中では常に、
思うように成果があげられないと、
あとで落ち込んだり、
口惜しい思いが残ったりします。
その原因は自分のコントロールでは、
到底できないことばかりであり、
努力したから良くなる問題でもないから、
落ち込むわけですね。
もちろん、
リハビリはやればやるほど効果があります。
ただ調子が悪いと その成果が出せず、
不自由さに何度も言い直してしまい、
スラスラ話せない。
その日の調子は何が原因で変わるのか?
それがハッキリとした根拠のあるもの、
きちんと把握して整えられるものであれば…
どんなにか楽なのだろうかとね。
ただね、
この口惜しさを話すことも、
また言い訳みたいで悔しくて。
悔しいと言うよりも。
「口惜しい」
「口惜しい」
と言う言葉の意味。
自分の力や努力だけでは、
どうしようもないから。
朽ちて惜しい気持ち。
それも生きてりゃ、
そのうちになんとか克服できるのかな。
そんな時もあるのが常だと、
そう受け止めて。
乗り越えなければならない口惜しさよ。
それでも私は笑い飛ばして、
また次の仕事の時の私の舌に期待しよう。