家事をしていても、
とても気持ちがいいな。
心から家事が楽しめるようになったから、
それが嬉しい。
私の場合は、
住まいが変わったのをきっかけにして、
自分の中でいろんなことに対して、
変化が出ました。
大きなことは、
まずは病気を悲観しなくなったことかな、
と自分的にそう思います。
以前から前を向こう!
という気持ちはあったけど、
どこかで向かなければと必死なところもあり。
あの時ああしていれば良かった。
こうしていたらどうなっていたのか?
など…
どこかで過去に囚われていたし、
行動のパターンも病気の前と、
大きく変わったこともあったのに。
(例えばお酒が飲めなくなったとか
見るもの全てが美しく見えたとか…)
でもやはりどこかで あの辛い告知のあとや、
術後に残った障害に対する哀しみが、
時に胸に迫り込み上げ、
後悔がどこかにいつも潜んでいたなと、
今になって気付いたのかな。
でもあの時の自分は否定できないし、
あの時があるから今の私が居るのもわかる。
でもそこから抜け出せなかった部分が、
まだまだたくさんありました。
環境を変えるということは、
今まで負に囚われていた部分のメンタルを、
違う方向にシフトチェンジさせるには、
有効だったのかも知れません。
とは言え、
私も今は元気ですが、
まだ術後三年しか経過していません。
でもね、
もういい意味で、
どうなってもいいというか^ ^
決して諦めではないです。
人はある日突然、
思いも寄らぬことが起きることもある…
ということを、
身をもって経験したからです^ ^
目一杯好きに生きて。
目一杯ラクに生きて。
先ずは自分のためが、
主人のためになり、
家族のためになり、
誰かのためになれれば、
気持ちがよくなるからね^ ^
また自分の心に戻ってくる。
私の心が気持ちいい。
主人も子も同じく、
自分のために生きて欲しい。
いや そうあるべきです。
きれいごとなんてなくっていい。
自分がやさしい気持ちでいられると、
誰かも傷つかなくて済むから。
生きていく中で、
執着や犠牲とか呪縛、
強制とか我慢、
依存も見栄や虚栄も要らない。
不要なものはがんを経験して一度捨てたけど。
引越しの時に粗大ゴミと一緒に、
残りをまとめて捨ててきたよ。
そうしたらね、
本当のやさしさって何かが見えてきた…
そんな気がします。