このところ息子楓季とは、
話す機会がわりと多い。










先日 就活の話をしていて、

コロナ禍だと情報を集めるのも、

なかなか大変そうです。











不安なことなども聞いたりしてね。



  


私は就活をした経験がないため、

アドバイス役は主人に任せているので、

話を聞いてあげることしか出来ず…





主人は採用する側の目線で、

今の時代の傾向と対策を、

アドバイスできるから、

心強いのですが。






やはり生まれて初めての就活は、

何かと緊張の連続でしょう。










面接のことを考えると、

めちゃくちゃ緊張するなぁ…


と言っていました。











そんないろんな話をしている中で、

少し驚いた言葉がありました。











「あのコロナの緊急事態宣言中の時

特にバイトを再び始めるまでの

家の中にずっといたあの時期のメンタルは

正直なところやばかったと思う


毎日体力や筋力が落ちていくのが

目に見えてわかったし


体力的に学校やバイトで

この先活動できるのか不安しかなかった


あの時の不安やしんどさを思えば

就活のそれって…

前向きなことに対してのものだから

乗り越えられるのかなって考えたりもする」









このような話を聞いた時に、

驚いたのです。


あの時息子も娘も、

私にうつしてはいけないと、

バイトも辞める覚悟で、

「いつになるか分かりませんが、

休ませて下さい」

とお願いをし。


解除されてからも暫くは、

ずっと家にいました。



   


楓季も彩月もずっと笑顔でいて、

楽しく家で三食共にし、

和やかに大声で笑っていました。



映画を観ては盛り上がっていて。


いつもリビングは賑やかで…


私にはそう映っていたけれど、

実際は不安を抱えていたんだなぁ…



見せないようにしていたけど、

実は煮詰まっていたんだろうなと思ったら、

気付いてあげられなかったことに、

深く反省したのでした。





兄の尋紀は今日から新社会人。





来年の今日はスーツ姿の楓季を、

家族揃ってこの家の玄関から、

見送っているのだろうか?





もしかしたら、

実家暮らしではなくなっているとか…


東京にいるとは限りませんしね。





そっかぁ。



そんなことになってるかも

知れないですものね。






そう考えるとこの先の一年間。




一緒に生活する時間を、

大切にしたいなと思う。