今日は術後まる3年の、
経過観察でもある診察日。
お世話になっている、
大学病院に午前中からいます。
先ずは口腔外科の受診があり、
口の中には所見で何も異常はなく。
先日のMR検査の結果は、
「耳鼻科の主治医の先生から、
結果の方を聞いてください」
とのことでした。
口腔外科の先生との話の中で、
口腔がんは、
痛みを伴わないから怖いという言葉も、
お聞きしました。
だから放っておくというか、
気付きにくい場合が多いと。
しかし私は大学病院に行くまでの、
3ヶ月ぐらいは強い痛みに苦しみました。
それはどうしてなのでしょうか?
とお聞きしました。
痛くてどうしようもなくなったから、
こちらを受診したわけです。
この部位のがんは、
こういった私のようなケースもあり、
早期発見されにくいために、
痛みが出るまで我慢してしまう、
というお話でした。
それを聞いた私は、
痛みが出ていたということは、
結構進行していたんだな。
と再認識。
3年経ってやっと、
冷静に受け止められました。
しかし必ずしも、
そのような場合の全てが、
がんではないと言うことです。
難しいですね。
がんは一年どころか、
場合によっては5年以上もかけて、
表面に出てくるそう。
私も一番最初に気付いた時には、
痛くも痒くもない、
舌の裏側にあった白い点でしたものね。
あれだけの痛みがあったというのは、
やはり大変な状況だったんだなぁと、
今日の先生のお話から改めて察しました。
耳鼻科の主治医の先生からは、
先日受けた画像検査の結果。
特に異常はなく、
今のところは問題ありませんでした。
本当に良かったです。
私の場合はリンパにも転移していたので、
口の中だけでは完結しなかった状況でした。
当時最初は口腔外科を受診しましたが、
すぐに耳鼻科の先生も加わって。
そしてかなり進んでいたから、
舌の切る範囲も大きく、
移植しなければならないため、
形成外科の先生にもお世話になることに。
その後は重複がんで食道にも見つかり、
消化器内科の先生にも、
内視鏡手術で取り除いていただきました。
幸いにしてこちらは、
早期発見だったので、
外科的な手術はしなくて済んだ訳です。
がんというのは、
そこの部位だけではなく、
一箇所見つかれば全身の問題として、
私自身も捉えなければならない…
がんを経験しての大きな学びです。
これからも健康に注意しなければと、
肝に銘じたのでした。
舌は口に入れたものを、
一番最初に乗せる場所。
あまり神経質になってはいけないけど、
刺激物は出来るだけ避けなければと思うし。
私もまだ若いから、
家族に心配はかけられないなと、
がんを経験して痛感しました。
だから生きていてよかったんだと。
今日はいつものタリーズの席で、
初めて嬉しい涙が溢れました。
悔しい涙、
悲しい涙、
寂しい涙を流した席で。
三年経ってこうしていられることが、
正直なところ…
ないかも知れないと、
そう思って過ごしていたかも知れません。
あれだけ放置してしまった、
見つけられなかったがん、
先生方を始めとする、
医療スタッフの皆様、
言語聴覚士の先生、
救っていただきまして、
ありがとうございました。
改めて心より感謝致します。
さて。
遅くなったランチ。
トムとジェリーのサンドウィッチ。
ふんわりパンのカラフルサンド。
チーズ・ハム・トマト・レタス。
美味しい。
ホントふんわりパンだ^ ^
可愛いボックスに入っていて、
見た目も可愛くて癒される^ ^
そして!
ケーキも食べちゃいます。
こちらもタリーズと
トムとジェリーのコラボ商品。
う〜ん。
今日のランチは格別ですね。
こうやって今は普通に食事も摂れているし。
舌の切除範囲も決して小さくはなかったけど、
あれだけ長い期間見つけられなくて、
これぐらいで済んで良かった。
言語も歌も努力すれば済むことだから。
失ったことよりも、
できていることに感謝して、
これからも前進したい。
次は術後5年に向けて。