身体が思うように動かせる日は、
感謝の気持ちを心に。
自分の思うように生きます。
特に仕事もなく、
外での用事もない日は、
暇を持て余すではなく、
やりたいことは必ず見つけて、
何か自分に栄養を与えたいと思ってしまう。
よく掛けられる言葉で。
「休んでください」
これはがんになる前、
家族からもよく言われました。
「安静にして下さい」
これは人生のいろいろな場面で、
主治医の先生方が幾度も私に仰いました。
初めて身体にメスを入れた、
10代の頃に患った盲腸の術後も。
妊娠中にお腹が張りの強い時や、
産後の安静時も。
特発性重症急性膵炎での入院中も…
その他の病気の時も。
もちろん舌がんや食道がんの術後の、
直後もですが。
しかしこれらの時は、
安静にしておいた方が良さそうだったし、
動けないということもありました。
ちゃんと言うことを聞き、
安静にしていましたよ^ ^
それでも身体が動かない時には、
本を山ほど読んでいたりしましたけれどね。
それが不思議なことに、
「休んで」
とあれほどまでに術前は言っていた家族が、
あまり言わなくなりましたね。
ある時ふと気付いて考えたのですが、
休んでいる時よりも、
何かをして、
生き生きと過ごしていることの方が、
ずっとしあわせそうだなと。
あの忌まわしいがん告知から入院前の、
あの時の私とは違い、
毎日を蝶々のようにヒラヒラと、
しあわせの粉を振り撒いて踊るように、
住まいの中をキラキラ舞いながら、
動いていているのかなと。
そう思って見てくれているのだったら、
私もしあわせだなぁ。
ぽわ〜んとそんなことを考えて、
ほんわか気分になったりしましたが。
案外家族の心底は…
縛り付けておくよりも、
自由にさせていた方が、
ご機嫌よく何よりだな
ぐらい、
単純なもんかも知れませんで(笑)