主人の30年来の行きつけのお寿司屋さん。
上野の「寛八」という、
江戸前にぎりのお店がありました。
新鮮なネタに赤酢のシャリが最高で。
粋な大将が握る絶妙なにぎり。
かれこれ3〜4年になるかなぁ。
店を閉められました。
大将が引退するとのことで。
最後に伺ったのは、
私がまだ病気を患う前でしたからね。
息子楓季の記念日にも、
お寿司をリクエストされて、
一緒に行きましたね。
その時の記事はこちら。
その寛八で修行したお弟子さんが、
お店を出されたとのことで。
今夜はそのお店を訪れました。
湯島にある寿し処川。
「せん」と読むお店です。
先付け。
海鼠。
サッパリ酢の物。
刺身。
春を先取り ふきのとう。
ふろふき大根。
ゆず白味噌。
上品な味噌。
自家製ガリは厚切りのガリです。
ガリは厚切りがいい。
にぎりの最初はコハダ。
美しいフォルム。
にぎりは目でも楽しめたら、
それはもう大満足です。
なんか生意気ですみません。
さより。
中トロ。
旨い!
大好きなんだ。
中トロ。
わさびが多めで最高。
エビの代わりに私はえんがわ。
こんなに立派なえんがわです^ ^
鯵の漬け。
雲丹。
これは美味しすぎる雲丹です。
そしてかっぱ巻き。
主人が懐かしいと。
寛八の大将の切る胡瓜が、
シャキッとして、
なんとも言えない味わいで、
塩と白胡麻のバランスが素晴らしく。
あのかっぱ巻きが、
また食べられるなんてね。
そして教わった師匠の味も継承し、
二度と味わえないと思っていた味も、
再現して喜ばせてくれます。
それこそがもはや、
「川」のオリジナルとなる訳ですが、
とても楽しい思いをさせていただきました。
美味しかったです。
ありがとうございました。