今日は晴れていますが雲が多く。
その秋雲も、
風の流れが意外と早いのか、
すいっと流されていきます。
七十二候。
時節は移り変わり、
「蟋蟀在戸」に入りました。
きりぎりすとにあり
と読みます。
きりぎりすは、
幼き頃はよく見かけましたが、
最近私は随分と見てないですね。
ん?
と言っても、
きりぎりすって夏の虫ではなかったかなぁ。
じゅあ何故この時節に、
このような候名が付いたのでしょう。
平安時代に当時の人々が、
きりぎりすのことを、
コオロギと呼んでいたから、
候名がこのようになったそうです。
まぁ間違えて伝わることは、
よくありますものね。
それにしても、
平安時代から、
コオロギの鳴き声を聞いて、
昔の人は愛しい人を、
毎夜想っていたのでしょうか。
まぶたの奥に美しい絵が浮かびました。