今日は朝から久しぶりに読書したりと、
とてもいい時間を過ごせました。
本来の生活に戻ったことに安堵感。
お花の水を換えたり。
そしていつもの日課の水廻り掃除の際には、
昨日の自分の歌う「リ・ボ・ン」が、
頭の中に流れてきました。
今更ながら、
本当に悔しいことになってしまったのだなぁ。
と言う我儘自分勝手な欲が一瞬、
自分の心の中に出てきて。
馬鹿だなって思い直して、
涙を飲みました。
今から話すことは、
構って欲しいわけではありません…
ただの自分の欲との葛藤です。
これについてとやかく言う方は
敢えて事前に言っておきますが、
私は許せませんので、
読まないでいただきたいです^ ^
病気の前よりも声量も上がり、
呼吸法も上手く、
コントロールできるようになり、
音域も昔よりも広がったのに。
でも舌が当たるために、
舌が上手く使えないため、
相当回り道をしてしまっていて。
いや、
回り道ならばいいけど、
元には戻らないから工夫をするしかなく。
口をとにかく大きく開けて。
そうすれば今度は舌が喉に引っ張られて、
より一層短くなり発語がしにくくなる。
かなりの修行を積んでも、
人並みには到達できないもどかしさ。
食べる時もそうだ…
歯についたもの、
歯茎と唇の間に入り込んだ食べ物。
舌で取り除けないから、
放っておくと歯肉炎や口内炎ができるので、
とにかく歯を磨き。
これも未だに時間が掛かり、
歌う前には特に歯磨きを念入りにしないと、
食べものの細かいものが残っていて、
喉に刺さったり、
気管に入りそうになったりして、
むせかえる時がある。
歯磨きの際にもまだ歯茎と口びるの間の、
左側のスポットに嵌まり込んだ食べ物は、
指で掻き出しています。
本当に辛い。
でも私は誰のことも、
羨ましいとは思ったことはありません。
反対側から見た場合の私は、
人と違うから、
とても可哀想だけど。
その分 与えられたミッションは多くて。
何よりも病気を経験して、
本当のしあわせを知ることができたのだから。
失ったと思えば執着心もあるけれど、
得ることができたと思えば糧にできます。
でも私はまだ毎日自分と闘っています。
主人や娘から病後に掛けられた、
忘れられない言葉はたくさんあります。
昨日レッスン後に、
自分の歌の動画を見ていた時、
「何故きちんと言葉が発音できないのだろう」
と悔しい思いで、
いっぱいになっていた私の耳元で…
あの日の彩月の言葉が聴こえました。
「今のその喋り方で
お母さんが恥ずかしいと思えば
もうちょっと頑張ればいいんじゃない?」
今からまた、
いいことだけを数えていこう。