先週の今頃は引っ越しのため、
バタバタしておりました。



無事に新しい巣作りも終えて、
ホッとしています。






その間に時節は移り変わり…



七十二候は、
鶺鴒鳴〜せきれいなく〜から、
玄鳥去と書いて「つばめさる」
と読む時節を通り越していました。






9月18日頃から9月22日頃までが、
その玄鳥去の時節にあたります。



春に日本にやって来ていた渡り鳥たちが、
いっせいに暖かいところへと。


南の空に飛び去っていく時期だそうです。






燕は前の巣を覚えていて、
それが来年の春まで残っていた場合は、
またその巣に戻るそうですが、
私たちはもうそこには戻りません。






だからこちらが安住の地です。



心を込めてきれいに。



水廻りは心ここにあらずで掃除をすると、
あっという間によく分からない汚れが付き、
いくらきれいにしても追いつかなくなります。






これはとても不思議です。



娘彩月が前のお家の時に、
日増しに汚れて古びていく様子を見て、
とても驚いていました。



「お母さん
毎日掃除しているのに
やっぱり今までと何かがと違うのかな?」






感謝の気持ちを込めてやっていましたが、
私の気持ちの何かが違っていたのだと。

振り返ってみると…
そう感じます。







そして9月23日頃からまた時節は移り、
「雷乃収声」に。


かみなりすなわちこえをおさむ

と読みます。










春分の末候
雷乃発声


に対応する候。



夏には轟かせていた雷が、
収まる時期です。



入道雲がなくなり、
鱗雲や鰯雲が現れます。






でも今年は秋が少し早かったのか、
早めに鱗雲や鰯雲を、
こちらでは見られましたよ。







日本海側では、
雪起こしの雷が鳴り始めますね。


これは鰤起こしとも云われています。


金沢に住んでいたこともある主人は、
鰤起こしを何度か、
聴いたことがあるそうです。






曼珠沙華も咲き始めました。



最近ではあまり見かけなくなり、
どこに行けば見られるのかな。






秋を思い切り堪能しないと、
あっという間に冬になってしまいます。



季節の変わり目。



こちらは今日は一気に冷え込みました。



体調を崩さないようにしないといけませんね。