パートナーと結婚した理由リコカツ|Ameba



出会った頃の2人



出会いのきっかけは…


主人はずっと若い頃から、

私の大ファンでいてくれたみたいでね。




転勤が多かった主人は、

2010年は大阪勤務で、

同じ区内で近所に住んでいました。




シングルファーザーで、

2人の子どもを男手ひとつで育てており、

同年9月、

当時住んでいた、

大阪市阿倍野区の路上で、

私を見かけた主人は、

声を掛けてくれました。



「ファンです

今日はお見かけできて光栄です

つい最近こちらに引っ越しました

応援しています」


との一言。




時間にしてわずか何十秒ほどです。




でもなんとなく、

第一印象のインパクトがあり、

私の心の中に引っかかっていたようで。




一目惚れというのではなく、

彼の凄いオーラというか存在感が、

あの一瞬でとても強く残っていて、

とても気になっていました。




その後少しだけ時は流れて、

翌年2011年1月。




今度は東京行きの飛行機が一緒。



降りた時に声を掛けてもらい、

そこではほんの1分ほどの、

短い会話だったと思います。



おはようございます。


この前はどうも。


出張ですか?


なんて世間話を少しして。




「僕もシングルファーザーでね

お互いに子育て頑張りましょう」


と最後に一言。




隣で会話を聞いていた、

当時の女性のマネージャーさん。


「とても素敵な紳士ですね

どちらの方ですか?」


「えっ あっ 知らない

家の近くで会ったんだけど

出張みたい


シングルファーザーみたいで

お互いに子育て頑張りましょう

っておっしゃっていたよ」



「とても素敵な方だから

お名刺いただけばよかったのに!

ちえみさん

チャンス逃しちゃいましたねぇ」



えっ?

まぁ縁があればまた会えるでしょう。




なんて言いながらも、

当時はバツ2になったばかりの私。



結婚なんて三度目はないと思っていたし、

もう懲り懲りだから。



仕事一筋!


子どもたちを一人で、

大きくしていくんだ!と

めちゃくちゃ気合いを入れて、

走り出した時期でもあり。



仕事のため大阪と東京を行ったり来たり。


多忙な暮らしをしていました。




ところが人生ってどこでどうなるのか、

全くわかりません。




そんな私の固い決意を、

モロとも崩してしまうような、

そんな出来事が起きたのです。



その年の4月。



当時東京でのレギュラー番組のひとつ、

ニッポン放送「上柳昌彦のごごばん!」に、

生出演のあと、

女性マネージャーさんと、

お食事をするために夜の銀座辺りを、

歩いていました。



どこのお店で食べようかしらと、

二人で話しながら。




キョロキョロと、

良さげなお店を探していたら、

前から例の阿倍野の道で声掛けてきた、

羽田空港で同じ飛行機に乗っていた、

あのシングルファザーの素敵な紳士が、

前から歩いてくるではないか!



マネージャーさんが、


「ちえみさん

あの方はあの時の…」


「あっ!本当だ」


「いやぁ!どうも」



というわけで、

二人で再再会に驚き、

このまま飲みに行きましょう!

となりまして。



もちろんマネージャーも一緒に、

三人でお食事へ。



その時に今はまた転勤して、

東京に住んでいるということ。


大阪に住んでいた時には、

どんなお店に行っていたとか、

そんな話をして。




その時には会えなかったのが、

不思議なくらいに、

行っていたお店も同じだったりしたから。




話が盛り上がりましたね。




この一枚はその時の写真。




マネージャーさんが撮ってくれました。



「はい もっと寄って下さいね

いい感じですね

はいチーズ!」




それから何度も食事を重ねて、

いろいろな話もし。




遠距離恋愛が始まりました。




結婚の決め手



私は先ほども書きましたが、

もう二度と結婚はしないと。



一度の失敗ならまだしも、

二度もだったので、

子どもたちのことも考えて、

恋はしても結婚はしない。



そう自分自身に誓ったので、

付き合い出しても、

きちんとそのことは、

主人にも話していました。




仕事で週に三日ほど東京にいた私。



その中で育んでいった気持ち。



お互いへの思いやり。

 


私の当時の考え方は、

一緒に歩んで行けたらいいなと思うけど、

籍入れなくてもいいんじゃない?



これは揺ぎませんでした。



だからこそ、

主人もなかなかプロポーズを、

してくれなかったようですが…





沖縄にお互いの子どもたちを連れて、

(うちは息子楓季と娘彩月)

初めての家族一緒の旅行。




その旅行では子どもたちもとても仲良く、

楽しく過ごせて。




笑顔もたくさん見られてね。




その前に夏休みを利用して、

大阪でみんなで会ったりしていましたが、

沖縄旅行ではずっと家族だったような、

そんな空気感で楽しく過ごせたのです。




その旅行での夜、

沖縄の空を見上げ、

美しい星を見ながら、

プロポーズしてくれました。




私のあれだけ揺るがなかった気持ち。



それが何故か一瞬にして、

解けて…




思ったことは、


「一緒のお墓に入りたい」


でした。




あの時自分の気持ちに素直になれて、

本当に良かったと、

今でも思っています。



あれから10年。



もう10年なのか、

まだ10年なのか。



あれからたくさんの病魔に、

度々襲われることになった私。




主人とあの時阿倍野で出逢わなければ、

もしかしたら…


私は今頃この世には、

存在していなかったかも知れません。




ずっとそばにいて、

痛む私の身体をさすってくれて、

励ましながら助けてきてくれました。




明るくて心が広くて愛情深い、

そしてやさしいあなたと出逢えてよかった。




いつも感謝の気持ちでいっぱい



ありがとう。







かなりコンパクトに書き上げましたが、

こんな感じです。



照れ臭いですが…



お題に沿って、

初めてアメブロにて投稿しました!