寒いけれど表に出ました。



空気がピンと張り詰めていて、
とても冷える朝です。






寒空の下を、
今日も朝から小鳥たちは忙しく飛び廻り、
木から木へと移っています。






昨夜は少し風があったようです。



今も時折り吹いているので、
その度に首元が冷えます。






しっかりとネックウォーマーをしているのに、
手術した首元は尚のこと冷えを感じます。






花壇を覗いていても、
それとなく春を感じつつありますが、
あともう少し。



大寒を乗り越えれば、
春の兆しが見え始めます。






クリスマスローズにとっては、
これぐらいの方が快適なのかしらね。






立春を翌日に控える節分を過ぎれば、
暦の上では春へ向かいます。






一年の汚れを祓い浄めて、
新しい年(立春)の手前の日の、
大晦日の節分に、
豆まきをするという慣わし。






魔を滅ぼすためにまく豆。

ま・め=魔を滅亡

と云われています。






大きな音や声を魔は嫌うので、
威勢よく、

「鬼は外」

「福は内」

と大声でいうのだそうです。



小学生の低学年の頃までは、
ずっと何も考えずに、

「お庭外」

「福は家」

だと思っていました。



誰からも節分に、
豆まきをする慣わしの本当の意味を、
教えてもらえなかったからだと思いますが…






今から思えば分からないで、
行事だからやっていたっていうことは、
とても多かったと思います。






因みに節分ネタでもうひとつ。


大人になってから知り、
へぇと思ったことがあります。



鬼は空想上の存在ですね。



鬼は陰だそうで、
暗い場所に潜んでいるのが鬼。



だから家の隅の暗い場所には、
鬼が隠れていると、
よく云われたものですけど…







つまり心の暗いところ、
心の闇が「鬼」です。


その鬼がなぜ虎柄のパンツを履いているか?








十二支では、
丑年(うし)の次が寅年。

寅は春を表しているので、
春の節分は冬から春の節目に、
狙ってやってくる鬼を祓うための行事。



鬼のツノは牛。

履いているパンツは寅。


牛と寅を具現化して、
今でもよく目にする鬼になったそうです!


必死で強く見せようと頑張っている鬼。



ちょっとだけ鬼が可愛く思えてきましたね。



でも今年は容赦なく、
豆撒きますよ!


鍛えているこの声でね(笑)