こちらでした。
息子楓季が観たいと希望した映画です。
昨年の公開時にも、
「観たいんだよね」
と楓季から聞いており、
時間が作れなくて観れずにいたのを、
思い出しました。
楓季曰く、
クリント・イーストウッドの演技が、
とても素晴らしいと、
評価が高かった映画だそうです。
監督もクリント・イーストウッドです。
長年に渡り麻薬の運び屋をしていた、
孤独な老人の姿を描いた映画。
実話をもとにした脚本。
まぁクリント・イーストウッドが、
シブくてかっこいいんですよね。
車を運転する姿、
コーヒーを飲むいでたち、
女性を抱き寄せる時の姿も、
紳士的でかっこいい。
しゃがれた声、
力の抜けた感じ。
心に余裕のある発言。
老いることの素晴らしさを撮影当時88歳の、
クリント・イーストウッドから、
教わりましたね。
なのに映画のエンドロール前の、
最後の歌の歌詞が
「老いを迎え入れるな」
とあるから驚いた…
娘さんとの共演もしています。
「も〜おじいちゃんっ!」
と笑いながら突っ込める部分もあります。
でも基本的には自然体にみえる、
クリント・イーストウッドがかっこいい!
内容的にも、
なかなか如何様にも取れるので、
考えれば考えるほど深いです。
なので観終わった後も、
家族でいろいろな可能性について、
暫く話してしまったほどです。
それだけ心に課題などを、
沢山残してくれた映画ということですよね。
主人が言った言葉に妙に納得。
「クリント・イーストウッドが
自分のやりたいことを
全部やった映画だと思う」
なるほど。
運び屋をしてで大金を得ることが、
快感になっていたアールのひとこと。
「何でも買えるのに時間だけは買えなかった」