今日は映画「1917命をかけた伝令」を、
観ました。


ワンカメで撮っている、
ワンカットが長い映画との前情報。

勝手な先入観で画面がとても揺れる映画だと、
思っていました。
(昔の作品ダンサー・イン・ザ・ダークの
                ように)
しかしです!

ワンカメの臨場感が出ていて、
そして余計な手ブレはなく、
とても観やすかったです。

いやぁ、
あのどこまでも長く続くワンカット。

役者もスタッフも素晴らしいと思いました。

誰か一人がミスしたら本当に大変です。

計算され尽くした構成と演出。

全てがピッタリ合わないと…
少しのズレでも生じたら台無しですね。

違う意味で、
冷や汗をかきながら観ていました。

怖い、
怖い、
長回し(笑)

その少しのズレもない完璧な作品でした。


アカデミー賞撮影賞を獲得したのも、
納得が出来ます。



さてさて、
今日は私にとって特別な日です。


ちょうど一年前の今頃は、
主治医の先生方が一丸となって、
私の生命の為に手術を施して下さって、
いました。

その後の人生が大幅に変わった日です。


別に今日という、
この日を選んで観た訳でもなく、
たまたまそうなった訳ですが…

この作品は前から観たいと思い、
夫婦二人で観る映画の候補のひとつでした。


映画を観終わって心に込み上げた思い…

それは…

呆気なく生命を失ってしまうなんて、
哀しすぎると思ったのでした。

沢山の夢多き若者たちの大切な生命。

戦争は本当に大きな罪だと、
改めて痛感しました。


「戦争は絶対に起こしてはならない」

と言う事が今の時代への、
大切な伝令だと私は思います。