今日の東京は暖かく、
とてもいいお天気です。

久しぶりに病院周りの散歩を楽しみました。

道端には健気に咲くお花。

見上げると青い空。

ところどころに浮かぶ白い雲。



前回の入院の時は、
花開くのを、
まだかまだかと待ち望んでいた桜の木。

退院間近の頃やっと蕾が膨らんで。

ちょうど退院する時に、
満開になったんだっけ…

そしてもう今は散ってしまい、
葉っぱだけが残っていました。

でもよく見ると、
遅咲きの花を付けていたりして、
その不揃いな感じが生きている証拠。




病気を経験すると、
何だか前に進めずにいるような、
歯痒い気持ちになる時もあります。

でも時は確実に流れているんだなぁ…
と実感しました。

あの時見ていた景色は同じでも、
時間は流れているから違って見える。

生きているって、
そういう事なんだなぁ。

時の流れに身をまかせて、
精一杯生きていくのが、
人生なんだと実感しました。

陽だまりに包まれていると、
本当に安らかな気持ちになり癒されます。

こんな気持ちになれるのも生きているから。




今日の午後は、
おおまま(主人のお母様)と、
義妹の貴美さんが病室に来てくれました。

お母さんは先日の手術の時にも、
立ち会ってくれました。

手術室から出た私に、

「お疲れ様!」

「無事に終わって本当に良かった」

と声を掛けてくれました。


お医者様やスタッフの皆さんに、

「ありがとうございました」

と何度も何度も頭を下げてくれました。



その姿を見た時に胸が熱くなりました。

何時も大切にしてもらい、
感謝の気持ちでいっぱいです。

早く元気になって、
私の方が支えなければと、
心からそう思いました。



今日はお昼ごはんがステップアップ。

三分粥になり、
おかずも出ました。

おかずは全てすり潰した、
ペースト状の物です。


前回の入院の時も思いましたが、
ペースト状のご飯を作るのは本当に大変です。

「有難うございます」
と手を合わせてから、
いただきます。

今のところ順調に回復していて、
みぞおちの痛みも昨日よりも和らぎました。

子供たちにも、

「手術終わりました!」

と家族ラインで報告をしたら、

「安心した!」と、

それぞれが返事を送ってくれました。

ひとりひとりのメッセージを読んでは、
顔を思い浮かべて、

「今頃どうしてるかなぁ」

なんて。

社会人の上の子四人は、
とても忙しそうです。

これから私は読みかけの本を
読みますね。

そして今日も最初の20分は
音読します!