垣谷美雨さんの『定年オヤジ改造計画』を読了しました📕
【あらすじ】
大手石油会社を定年退職した庄司常雄。
夢にまで見た定年生活のはずが、良妻賢母だった妻は「夫源病」を患い、娘からは「アンタ」呼ばわり。
気づけば、暇と孤独だけが友達に。
そんなある日、息子夫婦から孫二人の保育園のお迎えを頼まれたことをきっかけに、
“定年化石男”が離婚回避&家族再生を目指し、人生最後のリベンジマッチに挑みます。
【感想】
垣谷美雨さんの作品は、やっぱりハズレなし。
今回も昭和の男たちを、容赦なくバッサリ切ってくれます。
我が家のオットも昭和世代ですが、さすがに「定年化石男」とまではいかないかな。
そのせいか、強烈な感情移入までは至りませんでした。
ただ、登場人物の年代や背景はかなり近く、
「定年後、どう生きるか」というテーマは他人事ではありません。
いつまで仕事をするのか。
今のペースなら、あと5年くらいはいけそうだけど、体はもつのか。
正直、年金生活はあまり想像したくない…。
オットはどう考えているんだろう。
聞くのがちょっと怖い気もします😱
【考えさせられたこと】
最近Xで
「結婚したら家事と育児を“手伝う”と言う男性はやめた方がいい」
という投稿を見かけました。
確かに、「手伝う」という言葉が出てくる時点で、
主体はあくまで女性、という意識が透けて見えますよね。
今どき、その考え方はもう古い。
…とはいえ、まだまだこういう感覚の男性は多い気がします。
この本は、
✔ 定年後の夫婦関係
✔ 家事・育児の意識
✔ 「仕事だけの人生」の末路
そんな現実を、笑えないけど目を背けられない形で突きつけてきます。
定年前の男性にも、
そしてそのパートナーにも、
一度読んでほしい一冊でした📚