最後にアクセサリーを買ったのはいつだろうか。
記憶を辿る。
おそらく1年半ほど前だ。
「加賀の指ぬき」に一目惚れし
メルカリで検索し
自宅に届いた時だ。
裁縫などはボタン付け以外しないので
使用用途は指輪。
紛れもないアクセサリーである。
加賀の指アクセサリーは
思いの外ごつかった。
どんな針も指にささらないほどに
ごつかった。
すぐに使わなくなった。

そこからしばらく
アクセサリーのことを忘れていた。
耳を飾ったり
指を飾ったり
そういうことをしていなかったし
それをしたいと思うものに出会わなかった。
雑多なアクセサリーショップを除いては
首を半分ひねって帰った。

gargleというブランドは
そんな無飾り女(36)の心を鷲掴みにした。
出会いは新宿ミロード。
期間限定のポップアップストアだった。
どうせ首を半分ひねって帰るんだろうなと思いつつ
平べったい即席売り場を覗いてみた。
そこにあったのは豆電球のピアスだった。



かわいい。

かわいいしちゃんとしてる。

口金からフィラメントから

しっかりと再現されている。

豆電球モチーフのもので

フィラメントがちゃんとしてると

グッとくる。

豆電球のかわいさは

フィラメントのぐるぐると

口金の斜めになっているぐるぐるだ。

抑えきれなかった。


気が付けばレジにいたし

それからずっとオンラインショップのサイトを見ていた。


好みのものが多い

そこまでお高くない

個性的である


ハマるには十分だ。


ということで、gargleへの課金が止まりません。



指にアドレナリンの構造式がついてるって

それだけで無敵感ある。




ぬのこ