5月2日から青森の視察に続き、仙台市に震災復興の様子を視察してきました。海岸には5mの海岸堤防や護岸道路の建設が進み、瓦礫もあらかた片づけられていました。見た目には進んでいるように見えましたが、仮設集宅から復興住宅への移転問題。ハード面よりソフト面の支援が重要になってきています。

 制度上の矛盾も出ており、被災された地域だけの問題ではなく、神戸、東北と続き、東南海地震も想定されている中、日本海軸の整備や救済・支援のシステム化などは必要ではないかと考えました。


今回の視察は、現場でしかわからない事、聞いただけで、資料だけでは理解できない事を実感しました。陸前高田市、仙台、福島と抱える問題はそれぞれ違いますが、まだまだ、震災復興は道半ばであると、私たちは我が事として考えねばならないと感じました。







護岸整備への向かうトラック