古来より、松葉は生き生きとした健康の為に重要な役割を担ってきました。

 

古来より、松葉は生き生きとした健康の為に重要な役割を担ってきました。
2023年3月15日（水） 記：イーサン・ハフ

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何百年もの間、先住民族は松葉や、松の木から採取される様々な化合物を最大限に活用し、免疫力、呼吸、心肺機能、神経機能の活性化をサポートしてきました。

 

松葉：人間の健康のための古代の重要性

 

松を健康に利用した最も古い例は、1536年にイロコイ族（Iroquois）が、ジャック・カルティエ（Jacques Cartier）と、その重病の乗組員を治療する為に、松の樹皮と葉を与えた事に遡ります。

 

 

この松の成分は、当時、壊血病を治療する為に、必要なビタミンCを供給していたのです。

 


今日、松葉と松葉から作られたお茶は、科学者や健康分野で働く医師達から注目されています。

「松葉」

「特に東洋白松（Pinus strobus）の松葉は」

 

 

「抗酸化物質、ビタミンC」

「必須オイル、アミノ酸」

「フラボノイド等、様々な化合物や」

「栄養素を含む事が知られています」

 

「2021年に」

「科学者が再論し始めた」

「最も魅力的な化合物の１つは」

「幾つかの」

「松の種 - 東部白松等 - の中に見られる」

「自然に存在するシキミ酸です」

 

 

と、The Epoch Times の記事で、ランス・シュトラー（Lance Schuttler）は述べています。


(関連記事：パンデミックの際に、松葉の健康効果やコビドに対するその他の自然療法についてヘルスレンジャーに語ったジェフリー・プラザーのインタビュー記事をご覧ください）


タミフルの主な有効成分は松葉から採れる

 

松葉は、COVIDを始めとするインフルエンザや風邪の治療薬として、過去数年間、数え切れない程の命を救って来たにも関らず、広く見過ごされて来た強力な治療法です。

松葉にはシキミ酸が含まれており、このシキミ酸は抗ウイルス薬「オセルタミビル：Oseltamivir」（商品名「タミフル：Tamiflu」）の主な有効成分として知られています。

 

タミフルは、パンデミック（世界的大流行）の際に、中国ウィルスの治療薬として宣伝されましたが、その成分、特にシキミ酸の原料となる植物については、殆ど注目される事はありませんでした。

1885年、オランダの化学者ヨハン・フレドリック・エイクマン（Johan Fredrik Eykman）によって発見されたシキミ酸は、生物学では「シキメート経路」とも呼ばれています。

この経路は、細菌、菌類、古細菌、藻類、一部の原生動物、植物が、ビタミン、葉酸、芳香族アミノ酸であるフェニルアラニン、チロシン、トリプトファンを生合成する7段階の経路で、生命にとって重要です。

 


「これらのアミノ酸は」

「セロトニン、メラトニン、エピネフリン」

「ドーパミン、CoQ10、甲状腺ホルモン等の」

「神経伝達物質や化合物を」

「特に有益な腸内細菌の助けによって」

「作り出すのに役立ちます」

 

と、シュトラー（Lance Schuttler）は説明します。

シキミ酸のもう一つの働きは、ヒトの血小板と心血管系の機能を健全に保つことです。

 

 

また、健康な腸と消化器系をサポートし、神経細胞を取り囲む脂肪物質であるミエリン鞘（神経保護膜）の完全性と機能性を向上させ、神経細胞の電気通信の全てを「絶縁」する機能を果たします。

「シキミ酸はまた」

「抗菌、抗真菌、抗ウイルス、抗炎症等の」

「重要な特性を発揮する事が知られています」

 

と、シュトラー（Lance Schuttler）は付け加えます。

驚く事ではありませんが、有害な米国の食糧供給を悩ませている化学汚染物質の多くは、シキミ酸経路を妨害しています。

 

モンサント社の悪名高いラウンドアップ（グリホサート）除草剤を始め様々な農薬や除草剤は、シキミ酸経路の敵です。

 

   


「この農薬は」

「重要なチトクロームp450酵素を阻害したり」

「p53遺伝子の機能を抑制する等」

「幾つかの異なる」

「有害で注目すべき効果を生み出します」

 

「この特定の遺伝子は」

「科学者によって『ゲノムの守護者』として」

「大まかに知られています」

 

「グリホサートは」

「EPSPS（5-enolpyruvylshikimate-3-phosphate synthase）」

（5 - エノールピルビルシキミ酸 - 3 - リン酸シンターゼ）

「と、呼ばれる」

「重要な酵素を阻害する事によって」

「シキミ酸経路の7つの段階を標的にします」

 

 

「EPSPSが阻害されると」

「蛋白質の生産に必要な」

「アミノ酸の構築が」

「阻害され、植物は枯死します」

 

と、シュトラー（Lance Schuttler）は指摘する。