販売店に聞いた、今後の農家事情の再確認

 

よく取寄せをしている販売店に再度確認してみた。

 

昨年は「今後の見通しが判らない」との事だった。

 

あの肥料の関連事情で・・・・。

 

そして今年、もう一度

 

「今年の作付けは問題なさそうですか?」

 

と確認してみたら、それは何とかなるそうだ。

 

ひと先ず安心。

 

只、地域の沢山の農家と契約している

販売店としての危惧を伝えてくれた。

 

それはずっと前から言われて居る事ではあるが

販売店にとっては非常に危惧している事として

伝えてくれた。

 

 

「多分、10年位の内に」

「農家の大半は」

「壊滅状態になるだろうと思われ」

「それは日本にとって」

「大きな問題になる筈です」

 

「契約農家の大半は」

「高齢者が従事して居り」

「次の世代が」

「金を稼ぎたいと云う理由で」

「地元を出て行ってしまう状態です」

 

「後継ぎだけでなく」

「若い世代は」

「農業をやりたがらない」

「この状態のままだと」

「駄目になるでしょう」

 

「今年の作付けは」

「何とかなりそうですが」

「米価は」

「8月にならないと判らないです」

 

 

販売店からしたら、

米を作る農家が減る事が

直近の大問題であると

認識されている。

 

・・・そりゃそうだ。

 

政府の補助金を手厚くしてでも

米作りを進める必要が有る筈なのに

(米作り農家だけの話じゃないが)

虫を喰わせようとしている。

 

自分の予測では、

10年ではなく、もっと早く

この大問題が起きるのではないかと

思って居る。

 

理由は単純明快。

 

高齢者の接種率が早くから

90%を超えて居るからだ。

 

ここだけ都合好く

偽薬バイアルが投入されたと思いたいが

そうは行かないだろう。

 

10年処から、その半分以下の

5年、4年、3年、2年程で

大問題が発生するんじゃないかと

危惧している。

 

 

次世代の若者が、

地元を離れるのも判る。

 

額に汗して肉体労働をしても

全く報われない処か

自分の生活を律する事すら

苦しいのでは

離れざるを得ないだろう。

 

逆に・・・

 

若い世代が頑張っている面も知って居る。

但し、一部であって全体的は話ではない。

 

だから、米は近々に価格を挙げて行き

遂には、幾ら金を積んでも手に入らない状態が

何年かの内に来る可能性が非常に高い。

 

備蓄米の古米、古々米を含んでも

そうなるのではないかと思う。

異常な買占めを発生するだろうが

時間の問題。

金を出しても買えない

そんな時が来るんじゃないだろうか。

 

回避できる動きが出て来れば好いのだが・・・

非常に難しいと思う。

・・・と云うよりは前向きな材料が無い。

 

不可侵な問題ならば、

都心部に住んで居る人間から

間違い無く飢餓が始まる。

 

政治的な意図的な原因と、

次世代の担い手が不在と云う要因で。

 

ここでは何度も取り上げて居るが

可能な限り

「備蓄」をする行為を進めた方が好い。

 

できる内に・・・。