老化防止の奇跡?超音波療法の音波細胞に『若返り』効果をもたらす
2023年1月25日(水) 記入者:イーサン・ハフ

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米テキサス州の新しい研究によると、超音波療法、即ち低周波音波で人間の細胞を「ザッピング:zappingする事が、老化プロセスを遅らせたり、止めたり、或いは逆に促進する可能性がある事が指摘されている。


テキサス大学の、マイケル・シッツ教授が、マウスで実験した処、低周波の音波を当てると細胞が「復活したそうです。

 

  


「これは本当にしては出来過ぎではないか?」

「と云うのが、私がよく抱く疑問です」

「本当に効果が有るのか否か」

「あらゆる角度から検証して居る処です」

 

と、マイケル・シッツ教授は自身の研究についての声明の中で述べている。

 

 

シッツ教授らの実験では、被験体のネズミに驚くべき結果が出た。トレッドミルで速く走れる様になり、猫背の1匹が治ったのだ。

 

(関連記事:日本の研究者も超音波療法で認知症が治ることを発見)

 

シッツ教授は、超音波が老化した細胞の分裂を再開させ、健康な細胞を汚染する化学物質の生産を停止させることを発見した。

「私達の体内の細胞は」

「或る一定の分裂回数を超えると」

分裂を停止して老化細胞になります」

 

「或るものは」

炎症を引き起こす毒素を分泌します」

 

と、この論文について調査結果は報告しています。


「これは」

「関節炎からアルツハイマー病まで」

あらゆるものに関連しています」

 

「科学者達は、これまで」

死んだ細胞や、死に掛けて居る細胞を」

「『洗い流す』事に焦点を当てて来ました」

 

「これは、それらが実際に」

「『蘇生』できる事を示した最初の研究です」

 

細胞は力を感じることができるのか - ICCB 2018でTLOSと共演したマイク・シッツ氏


音は体の病気の治療法なのか?

 

この研究で使われた超音波の周波数は、100kHz未満で、医療用画像診断に使われる2,000kHz程度を遥かに下回っている。

 

サンプル


マウスは、体の半分以上が浸かった温かい深海に入れられました。生後22カ月から25カ月で、人間の60代から70代に相当する。

「超音波は空気中を伝わるよりも」

「水中を伝わる方がパワーを失わない」

 

「この実験では」

「超音波を浴槽に入れずに」

「そのままにしておいた」

「同世代のネズミと比較して」

「身体検査で」

「より良い結果を得る事ができました」

 

「老化細胞を照らす蛍光染料も使われ」

「その後、腎臓と膵臓の割合が」

「減少した事が示されました」

と、報告されています。


この研究の多くの側面は、シッツ教授にとって「未だ神秘的」であり、彼は、この治療法がどの様に、或いは何故その様に機能するのか、完全に理解していない事を認めています。

 


マウスの皮膚に関しても、超音波療法によって皮膚のすり減りが抑えられた。

 

人間の皮膚細胞は通常15分割程度で消耗し始めるが、超音波療法では異常が見られないまま24分割まで到達させる事ができた。

超音波療法は、細胞を物理的に歪ませる運動と同じ様な働きをします。又、老化した細胞で機能しなくなった内部の老廃物処理システムを再活性化させます。

この研究に参加していないクイーンズランド大学の、ユルゲン・ゴッツ教授は、この研究結果を「説得力がある」と評価したが、どの超音波パラメータが最も効果的かを特定する為に更なる研究が必要であると述べている。

 

    


特に人間の場合、超音波が骨や肺に遮られる事がある為、超音波治療には限界がある。その場合、これらの体の部位に上手く浸透する様に周波数を変える事が必要になることがあります。

ユルゲン・ゴッツ教授は、音波が記憶力を向上させ、アルツハイマー病を改善する可能性があることを自身の実験で発見し、超音波療法を研究している。

シッツ教授の研究の次のステップは、超音波療法を人、特に変形性関節症や糖尿病性足潰瘍の人に試してみることです。

この研究に対して「音楽で気分が良くなるのは、この為かもしれない」というコメントもありました。

 

「モーツァルトからデスメタル迄、歌わせれば好いんだ!」と。


「科学者の偉大な研究から生まれた」

「あらゆる病気の」

「治療法の殆どがそうである様に」

「これは大手製薬会社によって」

「掃き捨てられるだろう」

 

と、別の人は示唆した。