最早秘密ではない:WEF創設者のクラウス・シュワブ、グローバリストの大富豪ジョージ・ソロスは、西洋は「模範的な」中国の様に統治しなければならないと宣言した。
2022年11月30日(水) by:JDヘイズ

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西側のグローバリスト・エリートが、世界の民主主義が消え、その数十億の人々が中国のような専制的な政権に支配されることを望んでいることは、もう疑う余地もないだろう。

 

先週、世界経済フォーラムの創設者であるクラウス・シュワブ、中国のテレビ番組のインタビューで、北京の共産党政権は地球の他の地域にとって「模範」となるべきであると主張し、そのことを認めたのだ。

 

シュワブは、北京の中国国際放送局の番組「ワールドインサイト」の司会を務める中国人ジャーナリストのティアン・ウェイに対して、先日インドネシアのバリ島で行われたG20サミットについてコメントした(ニュースパンチのサイトより)。
 

サミットの成果について問われたシュワブは、政策の優先順位に関する合意を評価し、その内の一つの条項には次のように記されている。

 

G20バリ島首脳宣言
 

「世界経済が危機的状況にある今日」

「G20は、国際的なマクロ政策の協力や」

「具体的な連携を通じて」

「共通の課題に取り組む為に」

「あらゆる利用可能な政策手段を用いて」

「具体的かつ正確、迅速かつ」

「必要な行動を取る事が不可欠である」

「そうする事で、我々は」

「途上国、特に後発開発途上国」

「及び小島嶼途上国が」

「こうしたグローバルな課題に対応し」

「SDGsを達成することを」

「支援することに引き続きコミットする」

 

「インドネシアの」

「G20議長国としてのテーマである」

「『共に回復し、より強く回復する』に沿って」

「我々は、雇用と成長をもたらす」

「強固で包括的かつ強靭な」

「世界的回復と持続可能な開発の為の」

「アジェンダを進める為に協調行動をとるだろう」


しかし、シュワブは、各国政府はもっと努力しなければならないという。
 

「戦略的なムードを持たなければならない」

「私達は明日の世界を構築しなければならない」

「それは、世界のシステム的な変革だ」と。

指導者達は「この変革期」の後に世界が「どうあるべきか」「定義」しなければならない、と彼は言った。

 

これとは別に、News Punchが引用したFinancial Timesのインタビューで、ソロスは、米国に代わって世界の超大国として君臨しようとしている中国は、世界の舞台でより大きな役割を与えられるべきであると述べた。

 

「新しい世界秩序」

「詰り金融の世界秩序の構築に」

「中国を参加させる必要があるからだ」

 

「中国は、IMFのメンバーとしては消極的だ」

「彼らは、一緒に行動しているが」

「自分たちの組織ではないので」

あまり貢献はしていない」
「彼らのシェアは」

「その重さに見合ったものではなく」

「議決権も見合ったものではない」

 

と、ソロスは云う。

 

「新世界秩序を作るには」

「中国が、そのプロセスに参加し」

「賛同する必要がある」

「米国がワシントン・コンセンサス」

「詰り現在の秩序を」

「所有していると言ったのと同じように」

「中国もそれを所有しなければならない」

と、主張した。

 

なぜなら、中国は世界の人口の約7分の1を擁する権威主義的な政権だからです。

中国は平等ではなく、支配を望んでいるのです。

そうなると、世界中の政府が北京の専制的な政権を真似ることになる。

 

もし彼らが「ボール遊び」をしたいのなら、そして中国が最終的に支配する事になる経済的富に参加したいのなら(西洋が北京から離れ、自給自足の方向に大きく軸足を移すことがなければ)、そうなるだろう。

 

中国を疎外することは紛争のリスクもあるが、西側諸国も中国の権威主義に簡単に屈することはできない。

しかし、欧米のグローバルエリートは、それが唯一の道であると考えている。

 

中国は「一帯一路構想」で、これを実現しようとしています。

 

中国共産党(CCP)は、特にカリブ海で多次元戦略を実施しており、その最終目的は、同地域に軍事基地を建設することかもしれない。

この状況は、中国が南シナ海で行ったことに類似しているように見える。

 

人民解放軍は、そうしないと約束したにも関らず、新しい島を建設し、軍事化したのである。