江戸のリサイクルに学ぶ 

 

作品概要

製作:東映教育映画部

カラー 16分6秒

 

主として写真と絵画による映像作品 300年前世界一の人口100万人を抱えた江戸の街がどのようにして生活物資の供給、ゴミや汚水処理をしていたかを解説する作品。 

 

コメなど生活物質は東京湾から、下街を張り巡らした堀により運ばれ、飲料水は玉川上水と神田上水から水路を介して共同井戸へ。

 

 一方、下水は堀や川を介して東京湾へ流され、のりや魚の餌に。

 

共同トイレの糞尿は農家に買い取られ肥料として、また紙は業者に買い取られて再生紙として、台所からでた灰は、肥料、染め物、酒造、洗剤として活用されていた。

 

街は毎日清掃され、世界一清潔な街との評価を得ていたようだ。

 

 使い古した衣服や家具は修理され、再使用されていた。

 

現在のリサイクル活動は江戸時代にその原点があり、また現在の東京湾のゴミの埋めたては、江戸時代に始まった(1655年)と言われている。

 

監修

全国小中学校環境教育研究会 副会長・研究部長 

小此木房雄(東京都渋谷区立笹塚中学校長) 

 

スタッフ

脚本/演出:米内義人

 

補足

この作品は、脚本、演出を担当された米内義人氏のご子息、米内

 

山の中の大煙突:公害克服への道

 

作品概要

 

カラー 16分 

 

明治38年、小坂銅山から独立後、赤沢銅山を買収し日立鉱山を創業したが、大きな障害となったのが、銅山の宿命、銅鉱石より出る亜硫酸ガスが周辺の樹木や農産物に多大な被害を与える煙害である。

 

このビデオは銅山の公害を防ぐための大煙突建設記録、枯れはてた山肌の緑化の道のりを映像化したものである。 

 

監修

全国小中学校環境教育研究会 副会長・研究部長 

小此木房雄:東京都渋谷区立笹塚中学校長 

 

スタッフ

脚本・演出:米内義人