主流派科学は偽科学 数百の査読済み研究が「操作された」為、追跡調査へ
2022年10月07日(金) 記入者:イーサン・ハフTags: bad science, Fact Check, faked, fraud, Hindawi, Journal, left cult, manipulated, political agenda, propaganda, research, retracted, Retraction Watch, science, science deception, science fraud, studies, Wiley
更に数百の査読付き論文が、全て「操作」されていることが明らかになり、それらが掲載された雑誌から削除される予定であることがわかった。
科学に従え?科学雑誌の出版社が数百の「操作された」査読済み論文を撤回へ
評判の良い筈の雑誌に掲載され、後に不正の為に撤回された、偽の科学研究の増大するリストの最新のものは、230以上の査読付き科学雑誌を網羅する科学雑誌出版社のヒンダウィからの投棄です。
このような問題に目を光らせている監視団体『リトラクションウォッチ』によると『ヒンダウィ』は、数カ月に渡る調査検討の結果、同社の16誌に渡る511本の論文を撤回する事を決定したという。
「出版社とその親会社であるワイリーは」「明日、ブログ投稿で発表する予定の撤回を」
「来月中に行い、その調査の継続に伴い」
「さらに増えるかもしれない」
と『リトラクションウォッチ』は述べている。
「彼らは未だ、リストを公開していません」
(関連記事:つい最近、Lancet誌は、コビトの実験室起源説を嘲笑する掲載文を自己撤回した)
『ヒンダウィ』のリサーチ・インテグリティ・チームは、重複したテキスト等、論文全体に操作の痕跡が多数あることを確認したと報告されている。
又、査読の中には、正確さを期す為に余りにも早く行われたものや、出版社が査読者候補を審査する為に使用しているデータベースを悪用したものもあった事が判明しています。
科学雑誌の不正を多発させる背景に「査読と引用の輪」
また、別の大手出版社SAGEも最近『振動制御学会誌(JVC)』で行われている「査読と引用の環」に関与している約60件の論文の撤回を発表しています。
14カ月に渡る調査により、SAGEの科学雑誌の不正行為の「全容」といわれるものが明らかになりました。
その不正行為の「強い疑い」を持つ首謀者は、元台湾国立屏東教育大学(NPUE)のピーター・チェン(Peter Chen)であると考えられています。
「ピーター・チェン氏が投稿・審査した」「JVCの論文を調査していたところ」
「著者がSAGEトラックで様々な別名を作り」
「異なるメールアドレスを提供して」
「複数のアカウントを」
「設定していた事が判明しました」
と『リトラクションウォッチ』は述べています。
「その結果、SAGEは」「Peter Chenの論文の共著者と査読者を」
「更に精査した処」
「これらの名前は」
「査読組織の一部を形成しているように見えた」
「又、少なくとも一度」
「著者であるピーター・チェンが」
「自分が作った偽名の一つで」
「自分の論文を査読していたことが」
「調査で明らかになりました」
これらの腐敗した論文は全て、医療専門家が診療を磨く為に使用するものである事に留意してください。
その中にどんな不正が含まれていたとしても、最終的には、不正な「科学」に基づいた不正な「治療」を受ける患者に移転されるのである。
偽名ではなく実名を使う科学詐欺師は、別の方法でまだ詐欺を犯している、と『リトラクションウォッチ』は言う。
科学的嘘つきの大規模なネットワークが存在し、それがどんなに不正なものであっても、互いの研究を好意的に評価し、ゴム印を押すことによって、互いの背中をかきむしるのだ。
「学術界の報酬制度は」「論文を雑誌に掲載し」
「その論文がどれだけ引用されたかを」
「評価するものです」
と、トーマス・リフソン氏は、American Thinker誌に書いている。
「この様なシステムは」「志を同じくする学者達が」
「互いの研究を印刷物として押し出し」
「引用し合うという協力関係に対して」
「本質的に脆弱なのです」
論文が撤回されても、その同じ論文が他の論文で何度も引用されるという「大規模」な問題がある。
言い換えれば、例え研究が撤回されたとしても、そのダメージはすでに、そしてこれからも続くのです。
「この状況を正すのは」「簡単ではありませんが」
「その第一歩は」
「研究不正や審査不正に対する」
「刑事罰を設けることでしょう」
と、リフソン氏は言います。
「法律だけでなく」「社会的な圧力によって」
「誠実さの倫理観を浸透させる」
「一種の『文化革命』が」
「学問の世界には必要なのです」