ハリケーン「イアン」で、北米の肥料生産が停止、電力網が停止、供給網の被害が拡大
2022年9月29日(木) by:マイク・アダムス

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ハリケーン「イアン」の被害は、フロリダの枠をはるかに超えています。

 

イアンはフロリダ中心部に12時間以上留まり、地域によっては1メートルもの雨を降らせ、洪水とインフラ被害を広範囲にもたらしました。

 

更にハリケーン級の強風が吹き荒れ、地域社会が壊滅的な打撃を受け、建造物が殆ど残っていない地域もありました。

セントラルフロリダのモザイク社は、オンラインデータシート(PDF)によると、北米の農家が使用する粒状リン酸肥料の50%を供給しています。

 

又、同社は世界の粒状リン酸肥料の12%を供給しています。

 

詰り、ハリケーン「イアン」は、欧州の天然ガス停止による肥料不足(最近ではノルドストリーム・パイプラインの妨害爆発も)の後にも、世界の肥料不足を今より、遥に悪化させたのである。

結局の処、どうなるのだろうか?

 

2023年以降、食糧不足と価格インフレが更に進み、価格高騰と作物不足がこの先何年も続くと予想される

3,000人の正社員と3,000人の契約社員を抱えるモザイク社が、一刻も早く立ち直り、リン酸塩肥料の納入を再開することを願っています。

 


フロリダ州の電力網と携帯電話塔は依然として停止しており、今後数週間は多くが停止したままとなる見込みです

 

また今日は、ハリケーンなどの緊急時や災害時に病院やホテル、リタイアメントセンター、ホテル等に雇われる民間企業、ストラテジック・レスポンス・パートナーの「スティーブ」さんにインタビューしました。

 

彼の会社のウェブサイトは、SRP24.comですので、もしよろしければご覧ください。

 

インタビューの全文は金曜日の深夜に掲載される予定だが、彼の話によると、非常に強い風によって推進された飛散破片によって、多くの人が深刻な身体的損害を受けたという。

 

又、滑り易いタイルの上で、転倒して骨折した人もいます。

 

避難生活で怪我をされた方もいらっしゃいますし、最終的に判明する死者の数は、殆どの方がショックを受けると思います。

スティーブさんによると、米国沿岸警備隊は現在、ニュースで報道される数をはるかに超える遺体袋を備蓄しているとの事。

 

洪水と負傷による死者が多数出る事を、第一応答者が予想していることを示唆していました。

 

又「プルーフ・オブ・ライフ」チームは、家屋や老人ホーム等の建造物を捜索し、個人の生死を確認する(家族、雇用主などに知らせる為)作業を行っていると、説明した。

また、Brighteon のスポンサーである衛星電話ストア (SAT123.com) のティナにも話を聞きました。

 

彼らは、フロリダの西海岸と中央部の郡の第一応答者と法執行者に衛星電話と Bivy スティック(双方向衛星メッセージ装置)を配っている。

 

電力網が停止し、州の大部分ではセルタワーが機能しない為、衛星デバイスが信頼できる通信の唯一の手段です

因みに、衛星を使った双方向のテキストメッセージ通信が可能なビビースティックは、未だ購入可能だそうです。

 

10月末迄に、1000台の衛星携帯電話が入荷する予定で、その予約も受け付けているが、直ぐに売り切れるだろう(ウクライナ戦争の為、衛星携帯電話はずっと入手できなかった)。

ビビースティックを使って、国境を越えた違法な武器、麻薬、人身売買の阻止に貢献している阻止チームと通信しているテキサスの国境作業員への最近のインタビューはこちらです。

 

マイク・アダムスは、衛星通信と不法入国者の捕獲について、米国の国境警備担当者にインタビューしています。
 

世界的なサプライチェーンの崩壊により、復興は困難を極めるだろう


フロリダ州の幾つかの地域は、丸で「原子爆弾」が投下された様だと、ティナが今日のインタビューで語っていました。

 

完全に破壊され、かろうじて残っているものがある状態です。

 

高潮の高さが3メートルを超える地域もあり、強風で看板や屋根等の構造物がミサイルの様になり、目に入るもの全てを、ズタズタにしてしまいました。

しかし、フロリダ州の復興は、電気製品、配管部品、屋根材、木材、工具、発電機等、建設資材のサプライチェーンが脆弱な為、極めて困難な取り組みとなる事が予想されます。

 

幾ら資金を投入しても、これらの物資が入手できない(労働力も不足している)為、フロリダが、イアン以前の状態に戻るには、数ヶ月処か数年を要すると思われる。

 

保険会社も支払いを巡って揉めそうで、その結果、被害に対する補償が遅れ、別の州に移って再建する事を決意する人もいる。

フロリダ州民は回復力があり、強い意志を持っています

 

又、デサンティスという素晴らしい知事が率いるフロリダは、人命を救い、人々を立ち直らせる為に、州の資源を活用し、非常に大きなリーダーシップを発揮しています。

 

フロリダは、サプライチェーンの仕組みを知らない無知な民主党員が運営する青い州ではありません。

 

フロリダ州は、大統領らしく観得る様な嵐の後のリーダーシップを発揮する事で、自身の支持率が急上昇しそうな知事が率いる赤い州なのだ。

しかし、フロリダ州の人々は、災害による甚大な被害を受けたにも関らず、回復力があり、有能であったため、本当に称賛に値するのです。

もっと大きな嵐がやってくる...それなりの備えを

 

ハリケーン「イアン」は、壊滅的な事態がいつ何時、何の前触れもなく発生し、被害、混乱、死者など我々の予想を遥かに超えてエスカレートする可能性がある事を、我々に思い起こさせるものであるべきです。

 

フロリダ州の人々は祈りと支援に値するが、それ以外の人々は、今こそ私達全員が備えなければならない時である事を思い起こさせるものとして、この災害をとらえるべきである。

食糧不足は、2023年以降も続く事が確実視されています。

燃料価格は上昇し、戦略的石油備蓄は、ほぼ枯渇している(バイデン、ありがとう)。

世界の肥料供給は、崩壊寸前で、農業生産は、世界的に急落している。


ジオエンジニアリング(気象兵器は、干ばつや洪水を引き起こし、場合によっては、ハリケーンさえも発生させて、食糧供給を壊滅させ、米国の西半分を深刻な水不足に陥れている。

そして、誰かがノルドストリーム1と2のパイプラインを爆破し、我々国民(厳密には欧州の人々)をもう少し罰したいと思っている。

 

 

ネズミ講的な株式市場が崩壊し、世界中の偽不換紙幣システムが崩壊寸前となり、金融の嵐が既に進行中である。

最後に、非合法なバイデン政権の狂気の指導者達は、中間選挙を通過して米国下院の支配権(そして恐らく上院も)を失う必要がない様に、世界を、核のハルマゲドンに追い込もうとしているのだ。


ハリケーン「イアン」は壊滅的な被害をもたらしたが、それは未だ、これから起こるであろう大きな暴風雨のほんの味見に過ぎない。

それなりの備えをしましょう。

 

2022年9月29日状況報告 - ハリケーン「イアン」による北米向け肥料生産の停止、電力網の停止。