米コロラド州警察は女性を逮捕し手錠を掛け、線路に停めた警察車両の後ろに乗せ、列車に轢かせる。
2022年9月29日(木) by:イーサン・ハフTags: abuse, antipolice, arrest, Colorado, corruption, Fort Lupton Police Department, law enforcement, Maria Rios-Gonzalez, Police, police state, Police Violence, Train, Weld County
米コロラド州プラットビル、フォート・ラプトン警察(FLPD)の法執行官が、最近の交通取り締まり中に人を殺しそうになったとして、行政処分される事になった。
ウェルド郡の事故映像に、女性を乗せたパトカーに列車が衝突する様子が映っています。
コロラド・パブリック・ラジオ(CPRニュース)によると、この事件はウェルド郡(デンバーの北)で発生し、マリア・リオス・ゴンザレスという人物が逮捕され、手錠をかけられ、警官が違法に線路に駐車した車に押し込まれました。
警官が、マリア・リオス・ゴンザレスの車を捜索している間に、貨物列車がクラクションを鳴らしながら驀進して来て、リオス・ゴンザレスが乗せられた分隊車に、Tボーン(衝突)しました。
彼女は一命を取り留めたが、複数の肋骨と胸骨の骨折を含む「重傷」を負った。
事件はデンバー北部のやや田舎にあるハイウェイ85号線と郡道38号線付近で発生しました。
CPRニュースによると、銃を使ったロード・レイジ事件の疑いがあり、停車させられ、多数の警官が現場に呼ばれ、マリア・リオス・ゴンザレスの車を、捜索したとのことです。
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フォート・ラプトン警察(FLPD)が、21時間かけて撮影したボディカムと、ダッシュカムの映像の一部を含む8分間のモンタージュを編集して見る事ができます。
速報:列車が容疑者を乗せたプラッテビル警察のパトカーに衝突した際の8分間のビデオ映像を入手しました。容疑者は生きており 病院に運ばれましたが 重症です 現在ビデオを確認中です 以下は40秒間の映像です。1/
I obtained this video after I filed a records request with the Fort Lupton Police Department. Yareni Rios-Gonzalez has nine broken ribs, a broken arm, a fractured sternum, and numerous other injuries to her head, back and legs. 2/
— Jeremy Jojola (@jeremyjojola) September 23, 2022フォートラプトン警察に記録請求をした結果、このビデオを入手しました。ヤレニ・リオス=ゴンザレスは肋骨9本、腕1本、胸骨骨折、その他頭、背中、脚に多数の傷を負っています。2/
リオス-ゴンザレスは、誰かが銃を持ったロードレイジ事件について電話した後、車を止められました。リオス・ゴンザレスには 弁護士がいる。今週の初め頃 ウェルド郡の交差点で 4件の事故があった その内4件は死亡事故だ
The 8 minute clip was edited by the Ft. Lupton PD. I'm told there are 21 hours of video from 9 different perspectives. We received this edited clip because the cost to get everything was at $700+. We had to reach an agreement for transparency. Police provided clip for free.
— Jeremy Jojola (@jeremyjojola) September 23, 20228分間の映像はフォート・ラプトン警察が編集したものです。9つの視点からの映像が21時間分あると聞いています。私達が、この編集されたクリップを受け取ったのは、全てを入手する為の費用が700ドル以上であったからです。私達は、透明性を確保する為に合意に達する必要がありました。警察が無償で提供した映像です。
フォートラプトン警察が公開した8分間の映像の全容です。この映像はフォートラプトン警察によって編集され、再編集されたものです。このビデオは、私が記録請求をした後に9NEWSに来たものです。9人の警官のビデオ(ボディカム/ダッシュカム)が合計21時間分あると聞いています。
NEW: Another point of view from the Platteville Police.
— Jeremy Jojola (@jeremyjojola) September 23, 2022
“Was she in there?”
“Oh my god she was in there”
And then later…
“Was she in there?”
“She was in there”
“Oh fuck. Oh fuck.”
This clip has the first min of audio redacted/missing. pic.twitter.com/AvkRQUKLciプラッテビル警察からの別の視点。「彼女はそこにいたのか?」「何て事だ......彼女はそこにいた」そしてその後...「彼女はそこにいたのか?」「彼女はそこにいた」「ああ くそっ なんてこった」この映像は最初の1分間の音声が削除されています。
9NEWSの調査ジャーナリスト、ジェレミー・ジョジョラ氏は「全てを入手する為の費用が、700ドル以上であった為、この編集されたクリップを受け取った」とツイートしている。
「透明性を確保する為に合意する必要があった」「警察はクリップを無償で提供した」
米連邦捜査局(FBI)は、この事件の捜査に関与しているとされ、フォート・ラプトン警察(FLPD)は、特に停車の切っ掛けとなった、911コールを調査している。
コロラド州パトロール(CSP)は、事故そのものを調べていると言われています。
フォートラプトン警察はこの責任を問われるのだろうか?
マリア・リオス・ゴンザレスは、怪我から回復する見込みだが、彼女が耐えなければならなかった事の本質を考えると、それ自体が奇跡といえるだろう。
手錠をかけられた女性を乗せたパトカーに電車が衝突し、警察は逃げ惑う。
手錠をかけられた女性を乗せた列車がプラットビル警察のパトカーに衝突
強調したいのは、彼女が座っていたパトカーに列車が衝突した速度は、簡単に彼女を殺す事が、できたということです。
デンバーポスト紙は、ボディカムとダッシュカムの両方があの運命の夜に撮影した映像の一部しか公開されていない為、関係部署に情報公開法(FOIA)を申請し、全てのアングルの映像を入手しました。
フォート・ラプトン警察(FLPD)は、特定の時間に撮影された特定のアングルの映像しか公開していない為、何が起こったのかの完全な分析には限界があります。
公開された映像から既に分かっているのは、警官が列車のクラクションを聞いてから少なくとも15秒は待ってから、何もしなかったと云う事だ。
そして、彼らはマリア・リオス・ゴンザレスを、危険な状態に置いたまま、自ら現場から逃げ出そうとしたのです。
警官の一人が、列車が通り過ぎるのを聞いて「下がれ」と、叫んだのが聞こえたそうです。
「リオス・ゴナスレズを乗せた」「プラッテビルのパトカーの」
「近くに立っていたもう一人の」
「フォートラプトンの警官は」
「列車が近付くと」
「何度か後ろを向いて居た事が」
「警察のカメラの映像で判った」
と、説明しています。
「彼は最終的にフォートルプトンの」「パトカーの後ろに隠れて走りました」
映像の中で最も気になるのは、縛られた女性にライフルを突きつけていた警官の一人が、彼女を無抵抗のまま逃げ出した処です。