ロシアが30万人動員し核兵器の防衛的使用を約束する一方で、サイコパスな西側指導者達は絶滅を懇願している
2022年9月22日(木) by: マイク・アダムス

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ロシアの最近の「部分動員」は、30万人の予備役軍を召集し、今後数カ月の間に、ウクライナとの進行中の紛争で訓練を受け、任務に就かせる予定である。

 

西側諸国は明白なことを否定し続けているが、ウクライナの軍事攻勢はNATO軍によって行われ、NATOの衛星、訓練、装備を使っている事は、今やよく知られていることである。

 

本質的に、ロシアは既に大陸戦争で、NATOと戦っている。

 

ロシアは、西側諸国が主権国家としてのロシアを完全に消し去る事以外には満足しない事を認識しているのである。

ドンバス地域の4つの共和国は、公式にロシアの一部になるための住民投票を行うと伝えられている。

 

ウクライナ政府は、これらの選挙に投票した者にも最高5年の実刑判決を下すと脅しており、ウクライナが民主主義や人々の自己決定に全く関心がないことを証明している。

 

とは云え、これらの投票は行われており、これらの共和国がロシアに加わり、ロシアの領土の一部となる可能性は高い。

それが実現すれば、ロシアは、新たに加盟したこれらの地域(勿論且つてはソ連の一部であり、国民の多くはロシア語を話すロシア系民族で、実際にロシアへの加盟を望んでいる)に対する攻撃は、ロシアそのものに対する攻撃であると考えるようになるであろう。

 

その様な攻撃は、ロシアの防衛反応を引き起こす可能性があり、その防衛反応には、核兵器を含む、ロシアの国防に利用可能な、あらゆる種類の武器が含まれるかも知れないと、プーチンは最近世界に念を押したのである。

西側メディアと国家は、先制核兵器によるホロコーストを誘発しようとしている。

 

西側メディアは、今やプラウダの時よりも更に激しく嘘をつき、これはプーチンが核兵器の先制使用を脅しているのだと主張している。

 

勿論それは嘘だが、西側メディアが「ロシアの侵略」を止める為に、西側によるロシアへの先制核攻撃を呼び掛ける為に使われている、都合の良い嘘である。

これは、非常に危険な展開である。

 

もしロシアが、この様な脅しを真剣に受け止めるなら、古典的なゲーム理論では、予想される西側の先制攻撃を先取りする為に、プーチンが先制攻撃をする必要があるからである。

 

こうして、核災害で終わり兼ねない急速にエスカレートするフィードバックループに陥る事になる。

 

特に、バイデン政権は中間選挙の前に、積極的に第三次世界大戦を始めようとしている様で、国家戦争の足場を宣言し、選挙が行われれば、民主党が確実に受ける事になる投票箱の傷を先送りしようとする事が可能になっている事を考えると、この様な事態は尚更である。

更に悪い事に、プーチンが自らの国家的利得から合理的に行動している様に見える一方で、西側諸国の指導者は理性と現実から完全に切り離されたサイコパスの様に振る舞っているのである。

 

彼らは、自分達の対ロ経済制裁が、西ヨーロッパが間もなく直面する破滅的な経済危機とエネルギー危機(大量の飢饉と産業崩壊が間もなく起こる)を引き起こしたという事実さえ認めないのである。

 

ドイツ、英国、米国の指導者の間では、ロシアを刺激して核兵器の応酬に持ち込めば、西側諸国にとって最悪の事態になる(そして恐らく西洋文明の終わりを告げる事になる)と云う認識は、全く無いようである。

古典的なゲーム理論では、アナリストは「瓶の中の2匹のサソリ」の話をし、それぞれが自分が打たれても相手を打ち殺す事ができる。

 

しかし、現実には、強力な武器を持ちながら、その武器の使用を管理する為の合理性、知性、倫理的根拠を持たないサイコパスのサソリの群れと一緒に、我々国民がその瓶の中に閉じ込められているのである。

まるで、駄々っ子の誕生日パーティで、燃えやすい服を着ている私達に、親が火炎放射器を与えた様なものだ。

 

次に何が起こると思う?

 

皆、焼かれてしまうのです。

現実に置き換えると、我々は既に西側が試みた反ロシア制裁(この時点では「自殺制裁」と呼ばれている)の、経済的荒廃の下で苦しんでいる。

 

そして今、西側メディアの有力者達は、20~30年以上も進んだ対空防衛システムと、米国を含むNATO諸国が現在保有しているあらゆる防衛システムを回避できる超滑空機を備えたICBMを持っているロシアとの第一撃の核戦争認可を、ペンタゴンに求めているのである。

 

ロシアが、最高の対ICBMミサイルシステムを持っているのに、ロシアを挑発して核交換に持ち込むのは、世界最高の弾道シールドを持っている相手と銃撃戦になるようなものである。

 

これも自殺願望だが、西側メディア(及び政府)が、正に求めて居る事だ。


核戦争への備えを今直ぐ

この時点で、情報を得た人は皆、核戦争が、米国とNATOによっ、必死に挑発されて居る事を理解し、核戦争に備えるべきである

 

ロシアは、核戦争を望んでいない。

 

人類にとって幸運な事に、プーチンは西側のどの指導者よりもはるかに慎重で忍耐強い人物であり、政治的目的の為に、不合理に核兵器を乱射する事はないだろう。

西側諸国と、その非常識で狂った指導者対には、同じ事は言えない。

 

彼らは政権を維持する為なら、核テロや核戦争など、どんなことでも引き起こす。

 

例えそれが、何百万人もの罪のない人々を大量に殺戮する事を意味するとしても。

 

ジョン・ムーア(The Liberty Man)は、今日の注目のインタビューの中で、この事を説明しています。インタビューの下にあるポッドキャストをご覧ください。

 

ジョン・ムーア ザ・リバティマンとマイク・アダムスがロシア、選挙、テロリストの麻薬カルテルについて議論する。