もう吐き気はしない:乗り物酔いの為の自然療法。
2022年9月16日(金) 記入者: ゾーイ・スカイTags: acupressure, alternative medicine, aromatherapy, ginger, goodhealth, healing arts, herbal medicine, home remedies, Homeopathy, motion sickness, natural cures, natural healing, natural health, natural medicine, natural remedies, nausea, pain relief, remedies, vomiting
乗り物酔いは、殆どの人が一度は経験した事がある(或いは、これから経験する)事が研究により分かっています。
西洋医学では、ジメンヒドリナート(ドラマミン)などの薬で乗り物酔いを治療しようとしますが、この抗ヒスタミン薬は、めまい、眠気、精神的覚醒度の低下などの悪影響を及ぼす事があり、これら全てが、楽しい旅行を面倒に思わせてしまう事があるのです。
幸いな事に、副作用無しに乗り物酔いによる症状を和らげる事ができる、自然療法が存在します。
自然療法で乗り物酔いを止める
乗り物酔いをしても、次の旅行を楽しめる様に、以下の治療法をチェックして、どれが一番効果的か確かめてみてください。
指圧器
指圧バンドは、船酔いブレスレットや、シーバンドとも呼ばれ、手首に軽い圧力を加えることで効果を発揮します。
幾つかのバンドは、また小さい電荷を提供します。
ランディ・ホーウィッツ博士、統合的な医師によると、これらの指圧バンドは、市販薬の様な他のオプションによって引き起こされる負の副作用のない乗り物酔いに役立つ事ができます。
指圧バンドを忘れた場合は、2つの腱の間に、内側の手首の上に2インチのポイントを、あなたの中指と人差し指を押すことによって、1の効果を模倣することができます。
中国伝統医学では「内関」と呼ばれる、このツボを押すと、吐き気やめまいを和らげると古くから信じられています。
ラベンダー精油を使った、アロマテラピー
乗り物酔いは、体液や圧力の変化から動きを感知する内耳と、目から入る視覚情報との相反によって起こります。
他の感覚を刺激することは、有益な気晴らしになると考えられています。
特にラベンダーの精油の香りを吸い込むアロマテラピーは、吐き気を緩和する効果があるとされています。
『補完療法と医学誌』に掲載された、2018年のレビュー結果では、ラベンダーを用いたアロマセラピーが術後の吐き気に対する代替・補完療法として使用できると報告されています。
ラベンダー精油の香りが苦手な方は、ジンジャー精油やペパーミント精油の香りを吸引してみるのもおすすめです。
カモミールティー
カモミールは、胃を落ち着かせ、酸を減らし、胃の筋肉をリラックスさせる効果があるハーブです。
一般用医薬品および処方箋薬
カモミールティーは、殆どの食料品店や、オンラインショップで購入できます。
長期の旅行に出かける場合は、出発前にカモミールティーを蒸らして、旅行用のマグカップに保存しておくとよいでしょう。
ホットでもアイスでもOKです。
水または炭酸飲料
吐き気を感じ始めたら、冷たい水か、炭酸水やジンジャーエールなどの炭酸飲料を少しずつ飲んで、吐き気を和らげましょう。
コーヒーや、ソーダ等、カフェインを含む飲み物は、脱水症状を引き起こし、吐き気を悪化させる可能性があるので避けましょう。
リンゴジュースや牛乳など、乗り物酔いに効く飲み物もあります。
ヘルシーなスナック
塩味クラッカーのような軽いスナックを食べると、吐き気を和らげることができます。
重いもの、脂っこいもの、酸っぱいものは、消化が悪く、酔いを悪化させる可能性があるので避けましょう。
旅先で立ち寄る場所にファーストフードが多い場合は、前もって計画を立てておきましょう。
又、りんご、バナナ、パン、シリアル、その他の穀物など、ヘルシーなスナックを食べるのもよいでしょう。
ジンジャー・ティー
生姜はしばしば、最も効果的なハーブの吐き気止めの一つである為「ゴールドスタンダード」と考えられています。
生姜には、ジンゲロールという有効成分が含まれており、消化不良や、つわりに効果的である事が分かっています。
又、ジンゲロールは、術後や化学療法に関連した吐き気にも効果がある事が研究により示唆されています。
旅行に出かける前に、鎮静効果のあるジンジャー・ティーを淹れてみましょう。
まず、生のショウガの根1~2センチを薄く切り刻みます。
カップ1杯の沸騰した、お湯に生姜を入れ、5~10分蒸らします。
冷めたら濾して飲むか、トラベルタンブラーに入れて旅行に持って行くとよいでしょう。
又、ジンジャーのエッセンシャルオイルとキャリアオイルを混ぜ、手首や額のツボに擦り込むと、旅先でもジンジャーを使う事ができます。
他のエッセンシャルオイルと同様、ジンジャーオイルはアロマセラピーや外用に使用されるものです。
内服しないでください。
(関連記事:乗り物酔いの4つの自然な解決策)
外の空気を吸う(扇風機や屋外で)
乗り物酔いに襲われたら、可能であれば車の窓を割ったり、屋外に出ましょう。
天候や移動手段によって外に出られない場合は、換気口を自分の方に向けるか、扇風機で顔に風を当ててください。
尚、タバコの煙も病気を悪化させる事があります。
甘草(かんぞう)トローチ
甘草の根は、胃酸の刺激や胃潰瘍の痛みを和らげるために使われます。
また、消化を助ける効果もあります。
甘草根のトローチを飲むと、吐き気や嘔吐を防ぐことができるかもしれません。
トローチはオンラインショップで購入できます。
その他の吐き気止め方法
船旅で船酔いに悩まされる場合は、水平線か海岸の動かないものを見ながら、目の焦点を真正面に合わせるようにします。
水面を見ないようにし、波紋や波に焦点を合わせないようにしましょう。
雑誌「PLoS One」に掲載された研究によると、目を真正面に集中させた人は体の揺れを抑えることができ、乗り物酔いと関係があるようなので有効です。
可能であれば、船の前方に座り、上層部を迂回するようにしましょう。
車やバスで移動するときは、前の座席に座る。
飛行機で乗り物酔いし易い人は、翼を見渡せる窓際の席を選びましょう。
乗り物酔いをする人は、本を読んで気を紛らわせようとすると、症状が悪化することがあるので、やめましょう。
ノートパソコンや携帯電話の使用も同様です。
乗り物酔いし易い方は、頭を急に動かしたり、急激に動かしたりしないようにしましょう。
少なくとも出発の1~2時間前には、少量でも栄養のある食事を摂りましょう。
旅行中にめまいを感じ始めたら、ガムを噛むか、氷のチップをしゃぶる。
生姜の砂糖漬けの作り方については、以下のビデオをご覧ください。生姜の砂糖漬けのレシピ